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むかつくあいつは・・・・・  作者:
出発・・・だよね?
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ひとりになっちゃったあ・・・・

 城に向かう道。ローティ達の後をさりげなく付いていきながら,これからのことを思う。何でこんなことになったのかねえ・・・何しに来たんだっけ?あ・・・ジルに連絡取ってない。心配してるだろうなあ・・・連絡取ってる暇も無かったしなあ・・・


ぼんやりしているうちに,お城に着いちゃった。

 受付で,部屋割りとか,スケジュールとか,いろいろ書いてある紙(?)を貰った。

 城は,どっちかって言うと,大きめのお屋敷(?)みたいな感じ?なんて言ったらいいのか分かんない・・西洋っぽくもないし,日本っぽくもない。5階建てで,コの字構造みたい。

『違うぞ。コーって感じだな。』

なんだそれ・・・ローティの言うことも訳分かんないな。


 行ってみたら分かった。コの字型の後ろにまっすぐ建物が続き,そこが宿舎だったんだ。1階2階は騎士(?)兵士(?)の詰め所みたい。3階4階5階に,部屋が沢山あり,そこが宿舎みたいだね。ちゃんと操作されてたようで,ローティ達のお部屋の隣だった。

連絡が取りやすくていいね。

部屋に入って用紙をよく見る・・・

「お・・・まず大広間へ来いとあるな。ここでいろいろ説明するらしいぞ。」

「大広間ってどこにあるの?」


・・・・・・


『ローティ?!』

『分かってる。一緒に行こうぞ。』

・・・・・


「コーっ」てのの「っ」の部分が大きな敷地になってて,そこが訓練場って言うか,競技場になってるみたいだね。ーの左右もそれぞれ競技場で,3カ所あるんだ。

 感心しながら,ーの付け根部分にある1階大広間へ。ーと,コの部分は,1階しか繋がってないんだね。

「侵入者よけ?」

「宿舎側からのな。」

「いるのかしらね・・・」

『おまえ・・・言葉。』


・・・あ・・・


ざっと見たところ,300人くらいいるのかな?多分・・文官が100人。武官が200人ってとこ?

『そのくらいだな。少しは増減があるだろうけどな。』


 武官は青い床の所に。文官は白い床の所に集められた。各自立てかけられている椅子を持ってきて座れという指示・・・へえへえ・・・

 やれやれ・・・眠くなってきたね・・・そこに,えらそ~~~~な感じの男が入って来た。 長々とした説明。聞いてなかったからはしょります・・・スシュが聞いてるでしょう・・・


 はっ・・・寝てた・・・慌てて周りを見る・・・スシュ?寝てる・・・あれ・・・もしかしたら・・二人とも聞いてなかった?


『おまえ達には緊張感がない。』

呆れたような声がする・・・すみません。その声でスシュも目が覚めたみたい。

『これから,競技場に行って,説明をするそうだ。ちゃんと聞いていないと,動けないぞ。ただでさえ二人とも方向音痴の嫌いがあるからな。』

言葉もありません。


椅子を片付けて,ぞろぞろと闘技場へ。その頃にはようやく周りの人達が私達特に私を見ていることに気が付いちゃった。顔に,「なんだこのちび」って書いてある。むかっ。


『ユウ,今日は手の内は見せるな。』

『何で?』

『最初の相手はあのでっかい奴だ。』

ローティの言葉にキョロキョロ辺りを見回すと,ほんとにでっかい奴がいた。2メートル半はありそう。うっそ~~~幅も私の2倍以上ありそう。えええ~~~~私,武道の心得なんてないんだよ。逃げていい?


『大丈夫だ。全ての攻撃を避けられるようになっておる。我の籠があるからな。』

『魔力のある人にばれちゃうのでは?』

『龍の力を見破れるほどの者がいたらそれはそれで面白かろう。』

『そう言う問題じゃないでしょう?』

『ではどういう問題だと?』

『龍の力が分かるほどの者がこの国にいたら・・・』

・・・・・・


黙々と歩きながら会話は続く・・・途中でイシュに引っ張られて,ローティ達とは違う方向に向かされちゃった。

『おまえはここ。俺はあっちだそうだ。じゃあな。』

わ・・・ひとりになっちゃったあ・・・

『案ずるな。帰りは迎えに行ってやろう。』

いや。そう言う問題では・・・

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