どきどきだねえ
下に降りてその人達の所に行く。
「あらら・・・」
手錠を外そうと躍起になってるわ。足下にもちゃんと手錠・・・イヤ脚錠か?
のたくってるから危ないよね。ここはスコティッシュにお任せ。
私は網の中にいる馬の方に行ったよ。
・・・
馬は?怪我してないね?
馬を網から外して・・・どうすりゃいいのさ?
暴れて逃げちゃいそうだよ。
1頭ずつやってくしかないよね。
・・・
とりあえず,手綱って言うんだろうな・・それを・・・木に縛り付けるっと・・・
1頭に1本かなあ・・・魔法って便利。
・・・馬って,何となく大きくて怖いけど,触らなくても良いんだもんねえ・・・
馬を居心地良くすることに夢中になっちゃった・・・
ご飯と水もいるよねえ・・・なにかないかなあ・・・あ。桶を出せば良いんだ。
ご飯は・・・草だよねえ・・
そこに,ボルフ先生とカッツェがやってきたよ。
「なんとまあ。」
・・・・・
5人を一人ずつ尋問していたスコティッシュは,
「こいつらが,山に帰らねえと面倒なことになりそうだ。」
って言ってきた。
「どうする?」
どうするったってねえ。放しちゃうの?
「いや。こいつらに化けて乗り込もうじゃねえか。」
はあ?
「・・・また誰か来るぞ。」
ローティの声だ。
「あ・・大丈夫。学園の警備の人達だ。」
ボルフ先生が言って,迎えに出ていった。
じきに,馬で追いついてきた警備の人達も,つかまってる人達を見て驚いてたよ。手錠が驚きの原因かなあ。
この人達は,警備の人達に任せることにしたよ。
さて。私達はっと・・・
「ローティと,ブラウ,俺とおまえと,ボルフ先生でちょうど5人だ。」
って言いだしたスコティッシュ・・・
「え?」
「潜入ですか。楽しそうですね。」
ブラウ・・・なんてうれしそうなの・・
っていうか,やっぱり私もメンバーなんだ?
「自分一人だけ帰ろう・・なんて考えてねえだろうな?」
考えてたよぉ
一人が一人の前に立って情報を抜き取る・・・ちょっと怖いね。反対にされたらイヤだよね。
それから姿を変えて・・・馬に乗ったよ。
あのう・・・私・・乗馬は初めてなんですけどぉ・・・
その辺りは,カッツェが一緒に乗ってくれて解決したよ。
カッツェが何事かささやいたら,馬はおとなしく私を乗せてくれたんだ。
後のことはお任せして,私たちは一路シェヴァー山を目指すよ。
どきどきだねえ・・・ちょっとおしりが痛いかなあ・・・
・・・あれ?・・待って・・・龍なら3日・・馬だと???
ええええ・・・・10日だって?おしりが・・・おしりが・・・・




