8日目の夜
夕飯だ。るんるん・・・みたいな感じで食堂へ。
いつもの席。いつもの友だち。
あれ・・・カッツェ。
なぜか今日は,カッツェがいた。
「何でこの子が・・ここに?」
「さっきね,すり寄ってきたから,ついね。」
「「拾って来ちゃったの。」」
え・・・あのう・・・
「この子・・私のしょうか・・・」
「名前も決めたのよ。」
「るる」
は?あのう・・どう言えば良いんだあ!!!!
・・・
「ごめん。この子はカッツェって言うんだよ。」
意を決して言ったら,
「え?だめよ。みんなでるるって決めたんだから。」
そんなこと言ったってねえ。どうしましょう?
・・・・・睨み合っちゃうよ。・・・
そこへクレバー先生がやってきたよ。
「あら。カッツェ。」
その言葉に皆は
「ええええ????」
って。
「なんでクレバー先生が知ってるんですか?この子ほんとにカッツェって言うんですか?」
カッツェを抱いているフローが叫んだよ。
「あら。ユウミさん,言ってなかったの?」
「言う暇がなくて。」
え?という顔で皆が一斉に私を見る・・・・・・
「この子,私の召喚獣なの・・・・」
仕方ないね。そう言ったらさ。
「「「「「「「「えええええ」」」」」」」」」
皆さん,その驚き方は何?
「ユウミの召喚獣が,猫だなんて。まさか。」
「もっと凄いのかと思ってた。」
え・・いや・・・その・・・
「何か安心しちゃった。」
・・・
私はクレバー先生を見たんだけど・・・クレバー先生,にやりって・・・
「そうね。安心して,ご飯にしましょ。」
龍がお友達だってことは,内緒にしとけってことね?なんでかなあ?
夕飯の後,皆でカッツェをかまい倒していたわ。いいのかなあ・・・
にゃあ・・・
不意に鳴いて・・・くるんって回って・・・まずいて思ってたら・・・男の子にはならないで・・消えちゃった。どこに行ったのかなあ?
『誰かに呼ばれた・・・』
カッツェの声かな?
・・にゃあ・・・返事?
お風呂に入ってたら,腕輪が熱くなってきた。あれ?
お湯の中から龍の頭が出てきたんだけど・・・お風呂場がいっぱいになっちゃった!!!
「き・・・き・・・きゃ~!!!!」
思わず悲鳴を上げちゃった・・・し~っ・・・慌てて自分で自分にし~って言ったわ。
「何で首だけ?」
「全部出たら,部屋が壊れるだろう?」
「頭だけでも,十分やばいですよ。」
私は,隅っこでバスタブに張り付いてる状態だ。
「カッツェがさっき来て,何か不穏な動きがあると言っていたのだよ。」
目がきらりと光る。
「え?そんなこと言ってました?気が付かなかった・・・」
「用心しなさい。全て疑ってかかりなさい。」
「先生方もですか?」
「いや・・・だが用心するのだ。」
首は不意に消えちゃった。心臓に悪い出現はやめて欲しいな・・




