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むかつくあいつは・・・・・  作者:
第2章 歩く
27/100

27 7日目・・・お休み・・・のはずの午前中

 朝ご飯を食べた後,クレバー先生から呼ばれちゃった・・・やっぱりねえ・・・

午前中に学園長先生の所に行くようにって。はあい・・・クレバー先生にはもう何で呼ばれたのかばれているみたい。あ~あやっぱり逃げちゃいけなかったんだよねえ・・・

「何でちゃんとその場でお話ししなかったの?」

「朝ご飯の時間でしたので。」


・・・・・・


「すみません。呼び出された場所に一人で行けないんですが・・・」

ここは誰かに連れてって貰わなくちゃ。

にっこり笑ったクレバー先生が,

「大丈夫よ。スコティッシュが迎えに来るから。」

って教えてくれた。

 え・・・それはそれでもっと面倒なのでは???


 時間のちょっと前に入り口に行ったら,何人かの女の子の真ん中にスコティッシュがいた・・・

「・・・」

「・・・」

 お互い無言。くいってまた指で。なんて失礼な奴!!!

 そしたら,他の女の子までぞろぞろ歩き出したんだけど・・・スコティッシュは知らん顔して歩いてく・・・女の子もぞろぞろ後を付けてく・・・その後を仕方なしに私が歩く・・・

 なんなのさ!・・・まあ・・・目印が多くて助かるけどさ。



学園の中に入ったら,さすがに女の子の数が減った・・・けどしつこく何人かは付いてきてる。

「ねえねえどこまで行くの?」

「私を呼んだんでしょ。」

「違うわよね。今日こそは私とデートしてくれるんでしょ。」

・・・なんちゅう・・・


 全部無視だよ。この男!!!


・・・


「何であなたがいるの?」

ようやく私に気付いた一人が聞く。

「え・・私学園長先生に呼び出されてるんですけど。」

「何をやらかしたの?」

「え・・・あ・・・」


「そいつは,俺とやらかしたのさ。」


きゃー!!!!!


なんちゅうことを言うんだ!!!

「朝練習してただけです!!!」

「なにの?」

女の子うるさい・・・


「なにの・・・あれの・・練習さ。」

「きゃああああああ」


スコティッシュの答えときたら含み持たせてるよ。

 はあ???だよ。


「スコティッシュ!!!あんたいつもなにしてんのさ!!! 」

 思わず怒鳴ったところで

「ほら。ここ。学長室だぜ。」

って私を引っ張って部屋に押し込むんだから・・・

「これ。ノック位しなさい。」

 わっ。先生。

「す・・すみません!!!」

私が謝るの?

「いや。どうせスコティッシュだろ。」

「・・・ボルフ先生ありがとうございます・・・朝はすみませんでした」

 ちゃんとお詫びするのは忘れないよ。


「そのスコティッシュは?」

あれ?さっきまで一緒だったのに・・・

「呼びなさい。」

え?私?

「そうです。早く!!!」

わっ怒られるの嫌!!!

「スコティッシュ!!!」

現れたよ。


「ちっ」

って?逃げる気だったんだね。逃がさないよ!!!

って思ったとたん,スコティッシュの腕に手錠が現れたよ。あれ・・・

手錠には綱が付いててその先はボルフ先生の腰に縛り付けられてる。

ボルフ先生も学長先生も一緒になって

「「「わっ」」」

って驚いてる。私もびっくりだよ。



「凄いことが出来るんですね。ユウミさん。」

これも私がやったんか・・・

「外せよ!!!」

「外し方分かんない。」


・・・・・・


というわけで・・・

手錠をしたスコティッシュと,朝の出来事について話をさせられたんだけど・・・

 召喚魔法って・・・こんなに簡単にできるものなんだ?ではなかった。凄く難しい魔法で,一歩間違えると,分子レベルで分解しちゃうらしい・・・恐っ

「おまえ!!!そんな危険なことを俺に仕掛けたのか!!!」

「まあまあ・・・私も仕掛けられましたよ。」

「転移魔法を使えるクレバー先生と一緒に,移動したことがあるんですけど,あれももしかしたらすっごく危ない魔法なんじゃあ?」

 うんうんって学長先生。頷いてるし。私が前,読んだ本の中ではそんなに危険な魔法だなんて書かれてなかったぞ・・・でも・・・考えてみれば確かに分子レベル・・もしかしたら原子レベルで分解移動してるとしたら・・・はえと混じって蠅男とか・・・何かそんなSF読んだことあるような気がする・・・うえ~


「まあ。おそらく,空間をゆがめてくっつけてるんでしょうけどな。」

なにそれ?

「たとえば,紙のこっちの端とこっちの端をこう・・くいってくっつける・・・そんな感じですか?」

「おお。良い例えですね。」

ボルフ先生ありがとう。

「よかったぜ。危ない魔法じゃなくて。で・・・どうでも良いがこの手の鎖を外せ。」

「だから,外し方知らないし,それ,鎖じゃなくて,手錠って言うんだよ。」

ってことで,ボルフ先生がバットを特注してくれた人を呼び出すことになってしまったわ・・ごめんね。



・・・


「失礼しますよ。」

 入ってきた人を見て驚いちゃった。こびとさん?ずんぐりむっくりの小さい人は長いひげを生やしていたよ。これは・・・白雪姫の中に出てくるこびとさんだ。なんて名前だったかなあ・・・

「待ってましたよ。ツェバーク先生。」

あれ・・・ちょっと違うかな。


「これは面白い仕組みですね。」

ひねくり回して喜んでる・・・

「ほう。はずそうとすると閉まるんですな。」

「痛い痛い・・」


すったもんだの末,手錠が外れた頃にはお昼になっていた。

休みの日のお昼ご飯ってどうするのかなあ・・

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