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むかつくあいつは・・・・・  作者:
第2章 歩く
26/100

26 7日目・・・お休み・・・のはずの朝

 朝・・・寝坊するぞ・・・って夜の決意は窓をたたく音であえなく破れた・・・


 カーテンを開けたら,やっぱりスコティッシュ。

 くいくいって指で手招きするのも同じ・・・はいはい・・・


 着替えて窓から飛び出す・・・あれ?どこだ?

 待っててくれたみたい。いつもとちょっと違う方へ行くんだけど・・・


 学校のグラウンドの真ん中だよ・・・いいのかい?

 降り立ったらすぐ,

「かかってこい」

って。はあ?

「かかるって?」

思わずあほな聞き返ししちゃった・・・・


「おまえの得物は?」

にこりともしないで聞き返してくるよ。この人・・・


「バットのこと?」

私もまじめな顔で聞き返しちゃう。


「何でもいい。出せ。」

出せないよ。

「持ってこなかったよ。」

そしたら,手を一振りして手の中に長い槍を出したよ。

「すごい。」


じろりと私を見て,

「おまえも得物を召還しろ。」

って言ったってね。

「無理。したことないし,やり方知らないし。」

槍をひゅんひゅん振りながら,

「大丈夫だ。来いって念ずれば出てくる。」

・・・・うっそ~・・・


「早くしねえと,得物なしでも始めるぞ。」

はあ????


ひゅん・・・いきなりですかあ!!!!

慌てて逃げる。ひゅん

うわっ

するどい・・・ 


やばい。バットぉ!!!

って思ったとたんバットが手の中に出現した。うっそ~!!!


「わわわわわわ・・・・」

思わず取り落としそうになる。


「きたな!!!」

きてないきてない!!!


ひゅん・・・わっ・・かっき~ん

ひゅん・・・えっ・・・こっき~ん

ひゅんひゅんひゅん・・わっわっわっ・・くるんくるん・・・あわてて逃げるよ!!!

危ないじゃん!!!


最後大根切りで無理矢理槍をねじ伏せた。

ふう・・・


「おまえ・・・すごいな・・・くそっ。これでどうだっ!!!」


え・・・今度は何?剣ですかあ!!!危ないったら!!!ボルフせんせ~いい!!!


心の中で叫んだ瞬間・・・あ・・寝間着姿のボルフ先生が現れたんだけど・・・え・・・もしかして・・・私?


 ボルフ先生もびっくりしてた・・・もちろんスコティッシュも・・・

「まさか・・・ユウミさんですか?」

・・・多分・・・

「はあ・・・」

「おまえ・・・すげえことできんのな・・・」


「いや・・・無意識ですから・・・出来たとか出来ないとかでなくですね・・・」

慌てて言い訳言い訳・・・


「それにしても他者を呼び出せるなんて。あまり聞いたことがありませんね。

・・・いや。ティガーノ氏はできるな。スコティッシュ,君も出来るでしょう?」


スコティッシュは剣を納めながら,

「いや。知らねえ。やってみようと思ったこともねえしな。」

って言った。

「一つ学長を呼び出してみませんか?」

スコティッシュに言う。

「やだね。成功したとしたら,しちめんどくさいことになりそうだからな。」

「ユウミさんはどうですか?」

「出来ませんよ。今のも必死に先生を呼んだだけですもん。」


騒ぎを聞きつけたのか,守衛さんがやってきた・・・その後を学園長先生まで・・・


「これはこれは・・・ボルフ先生・・何で寝間着なんですかな。」

「これはですねえ・・・」


 面倒なことになりそうだ・・私とスコティッシュは初めて意見があったみたい。頷き会って飛び上がった。

「あ。これ」

「待ちなさい!!!」

やだよ~朝ご飯が食べられなくなっちゃう。


二人でさっさと飛んで帰っちゃった。

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