デート⁈ 3
デートの所は、これで終わりです。
今回は、長めですが、ドキドキするところが……⁈
でわ!どうぞ!
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映画館を後にした私たちは、次に水族館へ向かった。水族館は結構空いていて、スムーズに回る事ができた。
「雪菜ちゃん!イルカのショーみに行こうよ」
先輩はなぜか、私よりはしゃいでいて、いつもと変わらない。
『水族館が好きなんだな』
私は先輩をみてておもった。小さな子供を連れているような感じがして、こっちまで、にこにこ笑ってしまうほどだった。
「それでは!かなちゃん (イルカの名前)が今から、この輪をジャンプして、くぐりぬけます!いきますよーー!」
ザッパーン!
みごとに輪をくぐり抜け、観客を魅了させた。水しぶきが飛んできて私の顔にぶつかった。
「冷た。」
私は思わず口にだした。
「雪菜ちゃん。大丈夫?」
そう言って私をみる先輩は、私より濡れていた。
「先輩。ビショビショー」
そう言って私が笑うと、先輩も笑った。
5時。
「楽しかったねー!」
先輩は、満足感たっぷりな表情で、伸びをしながら私の隣を歩いている。
私の家は、もうすぐで着く。先輩と別れるのがすごくさみしい。
『私、どうかしてる。』
「先輩。私の家、ここです。」
数歩先で、先輩は止まった。
「雪菜ちゃんの家…ココ?」
コクリ。と頷いた。先輩は、私の所に歩み寄り、優しく抱きしめた。
『え?』
「ちょっ…先輩⁈」
先輩の腕の中で、私の心臓が凄まじい勢いで音を立てながらなり響いた。
「………まだ雪菜ちゃんと一緒に居たかったなぁ…」
静かに先輩はつぶやき、
「じゃあまたね。」
と言い、私から離れた。
「……さ、さようなら…」
頭が追いつかない私の精一杯の言葉だった。
そろそろ終わりに近づいてきました!
終わってからでもいいので、感想、レビューなど、お願いしますm(._.)m