二日目
リ「なぁユウト」
ユ「ん?どうした」
リ「なんで俺モテないのかな」
ユ「やっぱ顔いかついからじゃね?」
リ「うん、もう死のうかな」
ユ「いや、ごめんって」
リ「やっぱ顔なのかな」
ユ「いや、人はやっぱ人は中身でしょ」
リ「じゃあ容姿ブスな性格美人と容姿美人の性格ブスならどっち?」
ユ「容姿美人」
リ「即答で性格ブスとってんじゃねぇか」
ユ「いや、容姿ブスってどうにもならねぇけど、性格ブスならまだ改善の余地がある」
リ「じゃあもう俺改善の余地ねぇじゃん」
ユ「うん、そだね」
リ「こいつの友達やめよっかな」
ユ「いいけど、他に友達いんの?」
リ「冗談っすよ~、せんぱ~い」
ユ「いや、きもい」
リ「もう泣きそうだよ、おい」
ユ「そのいかつい顔で泣けるの!?」
リ「どこで驚いてんだよ!!」
ユ「なぁそれより一つお願いがある」
リ「ん?なんだよ」
ユ「弁当忘れた、おかず全部くれ」
リ「いや、色々とおかしくね!?」
ユ「え?」
リ「なんでおかず全部あげなきゃなんねーんだよ!俺白米オンリーなんじゃねぇか」
ユ「じゃあトオルに弁当もらってきて」
リ「お前もうチンピラだな」
ユ「お前の顔ほどじゃないさ」
リ「こいついつか殺したい」
ユ「完全にやくざだな」
リ「うっ...」
ユ「ごちそうさま」
リ「なに俺のおかず全部食ってんだぁあああああ!!」