一日目
リ「なぁ、ユウト」
ユ「ん?どうしたリク?」
リ「なんで誰も俺と昼飯食ってくれないんだろう」
ユ「やっぱ顔いかついからじゃね?」
リ「こんなキューティーな顔なのに」
ユ「よくその顔でそんなこと言えたな」
リ「ひでっ!ってかなんでお前も昼一人なの?」
ユ「お前が俺の席来るから」
リ「ならしょうがないな!」
ユ「こいつ腹立つな、ほかの一人の奴も誘って来いよ」
リ「いいねぇ。じゃあいつも一人のトオル誘ってくるわ」
*
リ「なぁトオル!」
ト「は、はい!!」
リ「一緒に弁当食おうぜ」
ト「こ、これで勘弁してください!」
*
リ「......トオルの弁当持ってきたぞ」
ユ「なんで弁当オンリー!?」
リ「なんか渡してきたんだよ!」
ユ「顔怖いから絶対巻き上げに来たと勘違いされたな」
リ「もう顔いじるのやめて」
ユ「えっと...いただきます」
リ「え!?食うの!?」
ユ「あ、食べないの!?」
リ「いや、トオルかわいそうだよ」
ユ「じゃあ返して来いよ」
リ「...う、うん」
*
ユ「行ってきたか?」
リ「うん」
ユ「どうだった?」
リ「...五千円もらった」
ユ「.....」
リ「.....」
ユ「どうしよもねぇな」
リ「整形しようかな...」