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ぼっち(自称)は、ダンジョン生活を満喫する!  作者: コウモリ
代々木ダンジョン攻略開始!

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9/10

EP8: 久々のステータス確認!

前の作品の改訂版を書き始めました。

読んでいただけるとありがたいです。


「爽やかな朝だ! 昨日は複数戦も経験できたし、宝箱も開けられた。満足のいく成果だったな。ただ、《隠密》スキルを使い忘れるなんて反省点もある。調子に乗らず、今日も頑張ろう」

「そういえば、しばらくステータスを確認してなかったな……。久しぶりに見てみるか」


代々木ダンジョンへ向かう前に、ポーションを買い足すことにした。

ポーションはあって困るものじゃない。いくらあってもいいしな。

ショップで用を済ませ、ダンジョンへ向かうと、受付付近で言い争う声が聞こえてきた。


「ちょっと! なんで私はダンジョンに入れないのよ!」

「ですから先ほどもご説明しましたが、未成年の方はお一人では入場できません」

「はぁ!? そんなの講習で聞いてないんだけど!」

「いえ、説明はあったはずです……。いずれにせよ、お一人では入れません。一緒に潜る方をお探しください」

「くっ……分かったわよ! 探せばいいんでしょ!」


そう吐き捨てると、少女は嵐のように走り去っていった。

……すごい勢いの子だったな。


このときの僕は、まだ知らなかった。

あの少女が、自分の人生を大きく変えることになるかもしれないなんて。


気を取り直し、ダンジョンへ潜る。

まずはステータスの確認だ。広場の隅、人の少ない場所を選んで画面を開く。


ステータス---------------------------------------

名前:火取梟かとり ふくろう

職業:探索者 Lv8

HP 26/26 MP 18/18

スキル:隠密 Lv5(50/2000)R 槍 Lv9(220/900)N

----------------------------------------------------

これが今の自分の力か。

やはり成長が目に見えるのは嬉しい。それに――《槍》スキルがもう少しで進化する。


「よし、今回は気合い入れていくか」


ステータスを閉じ、三階層へ向かう。

今回は、複数属性のスライムが相手でも逃げずに戦うつもりだ。


――それから六時間。

休憩もそこそこに、ひたすらスライムを狩り続けた。

安全第一で立ち回ったおかげで危険な場面はなかったが、その分ドロップは上々だ。十分な量が集まったところで、今日の探索は切り上げることにした。

ダンジョンを出ると、そのまま買い取りカウンターへ向かう。


「属性石が十個ほどですね。合計で……一万二千円になります」


時給換算で六千円。かなりの稼ぎだ。

思わず頬が緩む。

ホクホク顔で帰ろうとした、そのとき――朝の少女の姿が目に入った。

どうやら、まだ一緒に潜る相手は見つかっていないらしい。

少し気の毒だとは思う。

だが、人見知りの僕にできることはない――そう思い、その場を離れようとした瞬間。


「――ちょっと、あんた!」


件の少女が、まっすぐこちらへ近づいてきた。



読んでくださりありがとうございます!

ぜひ、ブックマークとポイント評価よろしくお願いいたします!

次回は明日12時更新となります。

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