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夏休み終わり!あとは自力で

「なんて?」

 夏休みも後1週間というところで、俺はおじさんに大発表をした。

 その返事が↑

「お前この時期に志望校変えるとか…しかも格上に変えるとか…大丈夫か???」

 夏期講習の最後の試験で、何と俺様は平均点を上回る430点を叩き出し、S大どころか東京の有名私立大学まで範囲内になっていたのだ。ピース!

「ピースはいいんだけどな…」

 おじさん俺の言うこと信用してないな!唯希さんと典孝さんに助けを求める顔してる!

「まぐれではなさそうなんですよね。その前の試験も400点台出してるし…」

「僕の教え方が良かったんですね」

 メガネをクイッとあげて、典孝さんドヤってくるけどそうすると

「あたしに決まってんでしょー」

 ほらー、争いに転じる…醜いよ2人とも。俺の実力に決まってんじゃん。

「まあまあ、2人ともよくやってくれた。それならS大完璧なんだからそれでいいんじゃねえのか?」

 おじさんね、わかってないね。自分で俺を呼び寄せといて…こんな楽しい目に合わせておいて…地元の大学行けなんて無理!

「俺はKO受けます!」

 イエーイ

「お前、はしゃぎすぎだろ…俺は和代さんになんて詫びれば…」

「え、母さん?母さんもKO行くなら大歓迎だってさ。おじさんのこと信頼しきってるからねー、うちの母さん」

 頭抱えなくたっていいじゃん♪

「まあ、頑張れるならいいけど、そんなに浮かれてると足元掬われるからな、気を引き締めてけよ」

 叔父らしいこと言ってくる!まあ、それも判ってるよ。家に戻ったら唯希さんも典孝さんもいないしさ、自分で教わった事とやり方をやって行かなきゃなのは判ってる。

 でもさ?上を目指すのはいい事でしょ?ねえおじさん?

「よし判った。KO受かったらな、ここに住まわせてやる。バイト込みで。まあ受かったらだけどな」

 いい事とやなこといっぺんにいうよな…でも受かればここに住めるの?マジで?やったー。カップも買っちゃったし、ご飯の茶碗もお椀もお箸も買っちゃったしね。

 でもバイト込みってなんだろ?まさか探偵の助手なんてやらせないよね。危ないもんね。

「ほんと?俺頑張る!まじで唯希さんの教え方で色々わかってきたんだよ俺。頑張ってみる」

 あ…典孝さんの教え方も覚えましたぁ…睨まないでよ~。

 塾も終わって残り1週間。そんな余裕はないけど、少しは遊ぶぞー!少しはね…

「唯希さん!原宿連れてって!」

「オッケー!この問題集の、こっからここまで終わったらね」

 まだまだ暑い夏だったよ…。


 色々あったけど楽しかったな。

 結局おじさんが俺をここに連れてきた理由って、やっぱり勉強の強化だけだったらしいんだよね。

 甥煩悩なおじさんだねえ。


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