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孤島の悪魔  作者: ぐらんどおにぎり
第二章 新設隊幹部試験編
9/9

第九話 お前ほんまに主人公?

Bチームリーダー…千葉…。

彼女にはこの世で一番嫌いなものがいる…

それは美人だ…!!


千葉

「(谷川愛梨…あの男たらしが…!

かわいい顔面つけやがって…この手で葬ってやる…。

そして、相手の白旗はあの特徴のない女

"西久保"ってことも聞けたし、それなりに

時間がたてば殺してやるよ…!)」



千葉は唇周りの脂肪を

汚い歯並びで噛み締める。


ーD対策班ー



金橋春樹

「Cの中山くん!林くん!よろしくね!」


※試験者の上に登録名が記されている。


中山高貴 

「おう!よろしく!」


碧斗

「(いいやつだな…倒したくないな…!!)」


芝崎

「千葉は俺たち四人だけでDを倒せると判断したのならDは対したことないのかな…?」





アナログ

「…おまえあんまりはしゃぐなよ!」



ケーブルTV

「普通の女の子の私がプリンセスになったのよ♪

これからたくさん大事なこと覚えていくの♪」



碧斗

「おしろのくらしあたらしいかぞく

プリンセスのおべんきょうも♪」



金橋春樹

「ゆめみたいなせかいがまっているー!

ワクワクしちゃうわ♪」



中山高貴

「ちいさなプリンセス♪」



ケーブルTV

「毎日が驚くことばかり♪」



碧斗

「ちいさなプリンセス♪いろんなことをもっと知りたい♪…ソフィア♪必ずなるの♪」




ケーブルTV

「ソフィア♪

とっても素敵なプリンセスにー♪」




芝崎孝介

「(オープニングまるまる歌いやがった)」



中山

「てか、こいつらDちゃう?いくぞ!!」


碧斗

「ちょっ!ばかか!!」


碧斗が仲裁に入る。


碧斗

「ここは仲良くしてから倒すのが一番ええやろ!

寝てるときにでも、

白旗奪って勝手に挙げたらええねん(小声)」



碧斗

「いやー!ディズニーいきたいよねー!

プリンセスソフィアあるかなー?」



ケーブルTV

「プリンセスのお勉強体験とかできるのかな♪」


碧斗

「Dさん、協力してAをたおしましょう。」


芝崎

「急に真面目ですね」


アナログ

「ほう。それは俺らも考えてたとこ。」


中山

「(…確かにDと手をくんだほうがやりやすいか…

よし!がんばろう!)」


中山

「Aを倒しにいこう!」


え…?



ー"響音"強ー…!


碧斗

「冷静ぶっても分かるもんやな…」


アナログ 

「なぜ…。」



林が白旗をあげる…。



C林碧斗→Dアナログ


Dチーム敗退…。


中山

「え?なんで分かったの!?」


碧斗

「あいうえお順でやった!」


BSスタイルズ

「なんじゃこいつどんな運してるんや」


碧斗

「よかったな…次お前やったから。」  

 

激しい眼光で睨み付ける。


BSスタイルズ

「うわ…あいうえお分かってへんわこいつ。」


ケーブルTV

「俺ら…もう負けたのか…。」


林碧斗

「お前はおもろいな。こっちにこい」


中山高貴

「え?負けたからだめでしょ」


ー狂"音"ー…!


バタンッ…。

中山高貴がその場にゆっくり倒れる…。


林碧斗

「葉山総隊長は、"2チーム"そして"5人"ずつ

の生き残りが最終試験へ進むといっただけ…。

そして白旗は降伏の合図…降伏を誘発した俺には相手チームをかきみだす権利があるはずだ。

こちらを5人にすれば誰であろうといいだろ。」



芝崎

「(こいつほんまに主人公?)」





葉山蔵都

「やはり碧斗はぶっとんでるな!

まあこうやって吸収してくれないと

死にすぎて10人いかなかったら困るしね!」


ケーブルTVが

林碧斗の白旗権利によりCチーム加入…。

中山高貴が代わりにCチームから脱退…。


ーAチームー



山口天月

「あら、誰も出会わずにDチームが敗退したよ」


山口竜介

「林の野郎…!おれもぶったおしてえ!」


葉山綾奈

「私たちもそろそろ倒しにいこうか…。」




ーA対策班ー



千葉美咲

「(…Dチームを予定どおりやったようね…。

なら、Aを倒すよりこの西久保、

そして憎き谷川愛梨を殺すのを優先すべきだな)」


谷川愛梨

「Aチーム…私たちで太刀打ちできるかなー?」


安満冷夏

「まあ、1人みつけられればそれでいいからね」


葉山綾奈

「あらあら私たちのうわさ?

弱いのに…???」


千葉美咲

「案外あなたも腹の立つ女ね…でも。」



ー大"喰"らいー…!


千葉が西久保を飲み込む…。


千葉

「あはは!!私たちのかちよ!いきましょ…!」



ーD対策班ー



林碧斗

「(白旗二つも手に入れちゃった

どうしよっかなぁ。)」




ーA対策班ー



千葉美咲

「…!西久保の身体に…白旗がない?

なんで?あの女…!!嘘をついたのか??!」



谷川愛梨

「千葉ちゃん。汚いやり方は

私たちCチームのもんよ。」



千葉美咲

「女狐が…!西久保を見殺しに…!?」


ー極"綾"ノ舞ー…!


ー"喰"(グール)ー…!



葉山綾奈

「お!かなりいい腕じゃない?」


千葉

「あらまたまた美人さんでよろしいですね。」


千葉のキャパシティが 洗練されていく…。



山口天月

「綾奈!これは避けなさい!

さすがにあなたでも凌ぎきれないわ!」


葉山綾奈

「いや…」



ー美貌"喰"ー…!



狙いは…Cよ…。



千葉

「お前が白旗だぁぁぁ!!」



谷川愛梨

「これは…よけ、」


ー業"美麗"ー…!



千葉の技が美しく華麗に舞って落ちていく…。


谷川愛梨

「安満ちゃん…」


安満冷夏

「もうやめなさい。あなたのまけよ千葉。」



ーD対策班ー



高橋春樹

「やっぱり…裏切って…。」


芝崎孝介

「もううんざりしてたんだよ…。

コロッケ食ってるだけの

リーダーに腰抜けチーム…。」



ー"芝"刈ー…!



自分の首をはね飛ばす…。




林碧斗が白旗を拾い…白旗をあげる…。



ケーブルTV

「これはチジョウハじゃ放送できないな…」


林碧斗

「うまいこと言わんでええねん」


葉山蔵都

「Bチーム敗退…。よって勝者A&Cチーム!」


千葉

「わたし…なんで?」


谷川愛梨が千葉に近づく…。


谷愛梨

「千葉さん…。お疲れ様!!!!」


千葉

「谷川愛梨ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」



千葉の怒りの咆哮と共に、

第二次試験は終わりを迎える。





葉山蔵都

「今回のMVPである二つの白旗を取った林碧斗…。

そしてそのチームのリーダーであり、頭脳を駆使し相手を翻弄させ勝利をアシストした

谷川愛梨は、この場で合格とする…!」


林碧斗

「おぉ…谷川ちゃん!!流石や!!」


谷川愛梨

「もう…決まったの…ハァハァ…。

碧斗くん、会ったら抱き締めてあげよ!!」


西久保朋樹

「死ぬかと思ったんですけど…。」


谷川愛梨

「あら、ゲロまみれだけどよくがんばったよ!」



葉山蔵都

「おぉ!!西久保朋樹!なんて生命力!!

げろまみれで臭そうだかな!!はっは!!

残りの山口兄弟、葉山綾奈、大畠奇人、

リュウ・ガクセイ、安満冷夏、ケーブルTV、

ゲロまみれの西久保の8人で一戦ずつおこない

残りの四枠を争ってもらう!

相手を失神、戦闘不能にしたほうが合格だ!

さあ…誰が残る…??」

碧斗と谷川愛梨が幹部合格が決定…!

残りの8名での最終試験は殺しあいに…?

新人たちのキャパシティが火花を散らす…!

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