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月明かりと幻と星

作者: めいどろ
掲載日:2024/06/15

『…さて、このあたりに居ると思ったんだけど…』


とある森林の中。 魔法少女は夜、誰もいない場所を歩き続ける。


周囲には少し霧が湧き、草木の身長が低いこの場所で、何かを探す。


『…!』


次元から出した『星鍵杖』を横に伸ばし、一瞬星型の光源を放つ。


がさがさっ…


何かが動く音が聞こえたの。


『………また会えて、嬉しいの。貴方を探していたの。』


そちらに目を向けて、お辞儀を1つ。


『…お久しぶりです。めいどろさん。 …探されていたんですね。』


赤が中心となっている魔法使いの姿。

私が探していた、相手。



『それで、どうして私の場所が…?』


『記録者は、案外何かを探すことが得意なの。』

曖昧に答えてから、続ける。


月明かりに照らされた彼女に、近づく。


『…ねぇ。伝えてくれるかしら? 伝言なの。』


戸惑う彼女の近くに寄って、そっと耳打ちをする。


『えっと、私の一存だと…とりあえず、伝えておきますね。』


『お願いするの。 きっと、彼女は理解してくれるの。 …記録をとれば、相手からの感触なら。

そして、似た立場だし。』


いたずらっぽい笑みを浮かべて、『彼女』にはなす。


『ですけど、他者を入れることは中々なくて… 返答は、また後日しますね。』


『ありがとうなの! …きっと、あそこなら手がかりはあるの。』


彼女は一度こちらに礼をすると『すっと消えた』…ように見えた。


残されたのは、私と月明かり。


『私は…手がかりを掴めるかしら。』

そう言い残しながら、この場を去るの。

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