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詩集『曲解』第九十八部
詩集『曲解』
第九十八部
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観念の自主性を考えるに、流浪に、観念する世界の暴虐性を否定。
ー缶コーヒーで、居場所を得る度に、発狂の理論をば、献上し、小銭を数える。
質感の如く、理路整然とした、我々の平和の主張は、痛恨を極め。
ーまだある、アール、R、あるある、マダール、何のこと。
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ここから、始める前の準備段階の、団塊の階段、遠いよ、俺はいつまで。
ーいつまで、僧を目指せば良いのか、そう、そんな必要ないよ。
だからな、お前は知るだろう、一番近くに居るものが、最強の敵だろ。
ーしかし、人間は実は、最強の敵と、友達になるんだぜ、この真理知ってた。