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詩集『曲解』第九十六部
詩集『曲解』
第九十六部
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有明の月の様に、芸術に刻印された、その美的本質を思考するんだ。
ーシコウスルンダ、志向するんだ、俺は常に、感情的にはならない。
文句もパンクも、あったものじゃない、一杯のコーヒー、の様に。
ー完全なる無知によって、怒涛の、サーカス群が、土地を席捲。
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まるで、曲解、曲解、そのまた先に、曲解、ここまでのう、よう頑張った。
ー食べ歩きによって、覚えた、たこ焼きや、お好み焼きだろ。
絶望だって、ふふ、乗って来たな、絶望はお前の為に、あったんだ。
ーそういうお前が、実は一番、絶ぼしてるんじゃないか、ヘイ。