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詩集『曲解』第九十一部
詩集『曲解』
第九十一部
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異質なる文明において、その文明開化の位置を探ろうとする、研究。
ー俺の先祖とは一体、しかし、先祖は誰でも、俺の命を創造してくれた教祖。
それにしても、クインテットにおいて、素晴らしいポリフォニーが、注入だ。
ー得難い一種の魔力、俺はそれに、悩み苦悩し続けるのだろうか。
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立場をわきまえれば、うい、WE、のことだろ、我々ってことだろ。
ーあはは、ちょっと、こんがらがってる脳に、おいおい。
思考回路が、はっきりしない、俺の脳髄に、一言、家よ、言えよ。
ー何れ散るなら、俺も、菜の花忌にしようかな、いや、死後の誰かが付けた名前でいいや。