表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
闇より舞い落ちるひとひら  作者: レムウェル
39/40

エピローグ2


「……なんか納得行かないなぁ……」


 真っ赤になって通り過ぎた、アキを見送ったその帰り、ミオちゃんが突如としてそんな事を言い始めた。


「何が?」


「だってさぁ……凪っちは、左目を犠牲にしてまでアキさんを転生させたんだよ?なのに当のアキさんはそれも忘れて行っちゃうし……」


「まぁ分かっていたことさ。確かに直ぐにでもアキの事を抱き締めてやりたいところだけど、そんな訳にもいかないしね~」


「よくそんなに呑気にいれるよね。もしかしたら、あれが今生の別れかも知んなかったのに……」


「焦ったところでどうにもならんよ。それに俺はね、あの時腹を据えたんだ。これから先、どんな未来が待っていても、俺は全てを受け入れる。でも自分から諦めることもしないってね」


「それはそうかもしんないけどさぁ……」


 まだ納得行かないようで、ミオちゃんは難しい顔でブツブツと言いながら俺の隣を歩いてついてくる。


 ミオちゃんはまだまだ夢見る乙女の年代だ……未来に幻想を描いていて、ハッピーエンドが当然だと思っている節がある。


 しかし現実はそうそう上手くはいかないもんだ。


 最悪もう会えないかもしれないってのも、決して低い可能性ではないのだ。


 それでも俺は諦める訳にはない。


 俺の全てを投げうってでも成し遂げてみせる。


「なんせ、約束しちゃったもんね~」


 未だブツブツと言ってるみおちゃんの横で、僕はグッと伸びをする。


 そして両手を離して一旦立ち止まると、澄み渡った青空を見上げて心の中で呟いた。


(アキ……待ってて……絶対に捕まえてみせるから……)


 アキの、出会った時の姿から別れの日のあの姿……そして今見た姿が浮かんで消える。



 アキ……



 俺の大好きなアキ……



 俺は絶対に諦めない……



 絶対に捕まえてみせるから……



 アキ……



 愛してるよ……アキ……






                 ……end


ブクマ&☆ポチよろしくです

lineやTwitter拡散も喜びやす

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
他小説へのリンク →通りすがりの猫女
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ