八話 スキル検証
「ステータスオープン」
奥崎 なぎ
職業？？？
Lv7
HP. 700/700
MP. 700/700
筋力 140
耐久 140
敏捷 140
器用 140
知力 140
ユニークスキル
『炎竜王』
『雷帝』
スキル
刀剣術Lv3
スキルポイント70
おぉ！
これは順調ではないだろうか。
スキルポイントをタップすると
取得可能スキル
ユニーク
炎弾
炎矢
雷弾
雷矢
スキル
飛斬
斬鉄
居合
鑑定妨害
身体強化
気配探知
魔力探知
これが今覚えられるものみたいだ。
ただ普通のスキルは取得にスキルポイント5なのだがユニークは30も使うようだ。6倍ですよ？
強力なスキルみたいだけど今は保留だ。
先に鑑定妨害をとる。
これは鑑定持ちからステータスを見られないようにするためだ。何があるかわからないからね。プライバシーって大事なのよ。
鑑定妨害をタップすると
鑑定妨害Lv 1とでる。
さらに押してみると
スキルポイントを1消費してレベルを上げますか？とでる。
検証も含めこれは先にあげた方がいい気がするので、ポチッとな。
鑑定妨害Lv2
また押すと2ポイントであげれるみたい。
これはもしやレベルと同じ分なのでは？
それならありがたい。
鑑定妨害Lv3
タップすると4ポイント消費になった。
「のぉぉぉぉぉぉぉぉっ！！」
まさかこれは…あの鬼畜な倍々方式では！？
タップしレベルを上げる。
鑑定妨害Lv4
恐る恐るタップしてみる。
消費ポイント8
「いやぁぁぁぁぁっ！！」
頭を壁にドンドンぶつける。
「どぉしてだよぉぉぉぉぉぉ！」
だってこれレベルマックス10だとしたらスキルポイント1023必要ってことじゃん！！
レベル102だよ！？
やべぇ。まじぱねえっす。
「…鑑定妨害を5まで上げよう…」
奥崎 なぎ
職業？？？
Lv7
HP. 700/700
MP. 700/700
筋力 140
耐久 140
敏捷 140
器用 140
知力 140
ユニークスキル
『炎竜王』
『雷帝』
スキル
刀剣術Lv3
鑑定妨害Lv5
スキルポイント50
さらに取得できるスキルを全て取る。
奥崎 なぎ
職業？？？
Lv7
HP. 700/700
MP. 700/700
筋力 140
耐久 140
敏捷 140
器用 140
知力 140
ユニークスキル
『炎竜王』
『雷帝』
スキル
刀剣術Lv3
派生スキル
飛斬Lv1
斬鉄Lv1
居合Lv1
鑑定妨害Lv5
身体強化Lv1
気配探知Lv1
魔力探知Lv1
スキルポイント20
明日は朝から潜りに行ってスキルの検証をしようと思う。
翌朝、軽くご飯を食べ、お弁当の準備をする。
1日潜るつもりだからね。
ダンジョン内で食べれるかはわからないけど。
金属バットと木刀をリュックに差し込む。
効率が悪いがドロップ品を集めるためにリュックを2個用意した。
前回拾いきれなかったからその対処だ。
今日の服装は上下黒のジャージだ。
もちろんマスクと帽子も忘れない。
電車は朝の通勤ラッシュと登校ラッシュだ。今日は平日だからね。東京ほどではないにしても暑苦しいし狭い。 なるべく女性のいないところを選んでいるため尚更暑い。
電車を降りダンジョンに向かう。
ダンジョンにつき自衛隊の人にカードを渡す。
昨日とは違う人だった。
1〜2階層では出会った魔物を金属バットで殺し3階層にきた。
ここで僕は今日の目的、スキル検証をしようと思う。
まず初めに気配探知を使おう。
気配探知Lv1
半径50m以内にいる魔物、人の気配を探知できる。
一度使ってみた方が早そうだ。
「気配探知」
そう言うと僕を中心にサークル上のものが伸びていった。
一度引っかかった。 魔物か人かの区別がつかないので向かってみる。
「グギャギャ」
気配探知した場所に1匹のゴブリンがいた。
背後から近寄りバッドエンド。
ふむふむ。レベルを上げれば範囲も広くなるだろうし使い勝手の良さそうなスキルで安心した。
魔力探知も試してみたがほとんど同じ効果のようだ。どちらもMP消費5なので適度に使っていこうと思う。
どんどんいこう。
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