七十九話
おまたぁ〜♪
奧崎なぎについて書くスレ
1名前:名無しのunknown
奧崎なぎが100人握手会をした件について
ゔらやまじぃよぉぉぉぉぉぉ!!!
1名前:名無しのunknown
奧崎様奧崎様奧崎様奧崎様奧崎様奧崎様
2名前:名無しのunknown
私なら気絶できる…。
3名前:名無しのunknown
…握手した女性陣はもれなく気絶か目眩を起こしたそうだぞ。
4名前:名無しのunknown
あんなにかっこよかったらそうなる。
ここ〇〇遊園地だよね?明日行ってきます。
5名前:名無しのunknown
私もなぎ様が楽しんだここを舐め回すように見て触ってきます。
6名前:名無しのunknown
みんなで舐めまわそう!
7名前:名無しのunknown
やばい女性しかいない件ww
8名前:名無しのunknown
まぁでもいいやつらしいよな。奧崎って。
9名前:名無しのunknown
ああ。渋ダンの探索者に聞いてもみんな口を揃えていいやつって言うぞ。
10名前:名無しのunknown
この握手会の前も逸れた子どもの面倒みてたみたい!
11名前:名無しのunknown
…推しが尊い
12名前:名無しのunknown
本当神様みたいだよね!超絶イケメンで優しくて強くて!我らなぎオタの英雄様じゃぁー!
13名前:名無しのunknown
テレビ出演とかチューブやってくれないかな…。
14名前:名無しのunknown
テレビ出演っていえばこの前新宿の100層攻略されたじゃん!その攻略した人ってなぎ様と親友らしいよ!
15名前:名無しのunknown
そうなの!?……通りでイケメンなわけだわ…。
16名前:名無しのunknown
この2人が合わさるとかw 鼻血でそう…。
17名前:名無しのunknown
まこオタも増加してるみたいだよね!
18名前:名無しのunknown
なぎオタは死んでもやめない
19名前:名無しのunkonow
激しく同意
20名前:名無しのunknown
また何かあれば書き込んで!
翌日からなぎの行った遊園地は過去最高額の売り上げを叩き続けるのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「ふわぁ……」
「きゅぃ……」
俺たちは揃ってあくびをする。
朝の習慣でスマホを開くと連絡が入っていた。
社長からだ。
『仕事がある。午前中には社長室に来てくれ』
時計を確認すると12時ぴったりだった。
相当疲れてたみたいだ。
もう間に合わないのでシャワーを浴びてご飯を食べてそれから向かう。
コンコンッ
「失礼します」
「ようやく来たか」
うっわ。汗びっしょりじゃん。
ちょっと遠くにいよ。
「…そんな汚物を見るような目をするな。……今日はお前に特別な仕事を持ってきた」
「特別」を強調するな。
「…何してくれちゃってるんですか。俺にだって予定の一つや二つぐらい……」
…ないわ。
「なさそうだな。……おまえに護衛してもらいたい人がいる」
一枚の写真を取り出し…投げてきた。
写っていたのは幼女だ。
…どうしてか千尋を思い出してしまった。
「…えっと。誰ですか?」
「その子は今話題のアイドルでな…。ついこの前に殺害予告が届いたらしい。それをおまえに無力化してもらいたい」
アイドル?どうみても小学生なんだが。それはさておき…
「…どうして社長がその依頼を受けたんですか?」
人気だからといって俺を護衛につかせるのはあまりにもおかしい。……絶対裏があるぞ。
「その…なんだ。うちの会社の名前を売ろうと思ってな」
「世界一の売り上げですけど。名前知らない人いないと思いますけど」
「…知り合いからの依頼だったんだ」
「そうでしたか。なら俺を巻き込まなくてもいいのでは?」
社長はどんどんテンパっていく。俺は絶対に引かないという意思を込めて睨む。
「……ぁ……なんだ…」
「ん?声が小さくて聞こえませんでした」
「ファンなんだよ!俺が!」
ようやく本音を言ったか。しかし…
「…こんな幼女のファンって…」
いい歳したゴリマッチョのハゲがこんな幼女のファンだとは…。
「その写真は数年前のものだ!今はぼんキュボンの美少女だ!」
「…護衛対象なのに数年前の写真見せてどうするんですか…。まぁ、やりますけども」
「その写真可愛いじゃねぇか」
……いい歳したハゲが照れてるんだが。
「犯罪者予備軍ですね。大丈夫です。あなたが何か間違いを犯してしまったら俺が息の根を止めてあげます」
「こ…怖いこと言うな」
「冗談ですよ。それで仕事は何をすればいいですか?」
「…明日から護衛についてもらいたい。もちろんプライベートもだ。おまえの命がなくなっても守れ。いいな?」
無茶ぶりだ…。
「…期間は?」
「犯人が捕まるまでだ」
期限なしか。
「ちなみにお金は」
「俺が払おう」
「…その…依頼は社長個人からですか?それともこのアイドル側からですか?それによって護衛の仕方って変わるんですけど」
「それなら心配はいらない。俺からの頼みでもあるし業界側からの頼みでもある。一度接触して許可が下りる範囲なら何してでも守れ」
「わかりました…」
はぁ…厄介ごとじゃないといいけど。
「明日ここに護衛対象が来る。その時にゆっくり話せ」
そこで話は終わった。
自室に帰り午後の予定を考える。
「やっぱダンジョン行くか」
今日は100層以降の攻略とエマのレベル上げをしよう。そう考え行動に移った。
転移が終わり101階層の扉を開ける。
ザァァァァァアアアアァァァァァァ!!!!
バタンッ
ふぅ。もう一回見てみようか。
ザァァアアア!!!
バタンッ
どうやら大雨の階層みたいだ。
「意地悪なダンジョンだな」
「きゅい…」
入った瞬間ずぶ濡れだ。
雨が勢いよく降るせいで視界が悪いし音も聞こえづらい。
探知を使いながら進む。
前方に反応があり向かっていくが…目の前に何かが迫っていた。
パシッ!
俺はそれを掴む。
「…なんだ?」
紫色のゴムみたいなものだった。
引っ張ってみると
「ゲコッ!?」
雨に紛れてそんな声が聞こえた。
手繰り寄せていくと……どうやらカエルの舌だったみたいだ。
舌を切断して止めをエマが刺す。
岩を出現させカエルの頭に落とした。
「…こいつ遠距離タイプだな」
気配探知は350m先まで捉えることができる。残り50mほどになった時にカエルの舌が伸びてきた。今までの階層にはいなかった遠距離魔物だ。
視界が悪い中、舌が伸びてくるのはちょっときもい。カエル嫌いからしたらたまったもんじゃないだろう。
魔石をエマが食べると……舌が伸びるようになった。
「…あんまり使わない方がいいぞ」
「きゅい…」
エマもキモさを理解してるのか嫌そうな顔をした。
俺は黒鬼を抜いた状態で進む。
「カエルの歌が……ザシュッ………聞こえてくるよ…ザシュシュシュ!………クワクワクワクワ………ザシュシュシュシュシュ!!………ケケケケケケケケクワクワクワクワ」
カエルのうたを口ずさみながら伸びてくる舌を切断していく。四方八方から襲ってくるのでやり方を変えることにした。
倒すのも面倒くさいので雷纒を発動。
触られるのも嫌だが…妥協しよう。
また四方八方から舌が襲って来るが…俺に触れた瞬間感電を始めた。
「よしっ!行くか」
「きゅい!」
エマは頭に乗ってるが大丈夫だ。雷纒は一度あげたし、何より世界一可愛いエマを俺は傷つけることはしない。
エマと一緒にカエルのうたを歌いながら奥を目指す。
読んでいただきありがとうございます。
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感想、ブクマも待ってます。
モチベに関わるのでもらえたら土下座して感謝します。画面越しで。




