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四十九話 危機

 



「レベルか?1431だ。おっともうついたぞ。ちょっと確認するから待っててくれ」


「え……?」


 受付で確認を取ると


「親族の方でしたら申請は必要ありません。ご友人の場合は申請が必要になってくるので連れてくる際はお気をつけください」


 大丈夫みたいだ。

 この親族の親は親戚も意味してるはず…。


「許可でた。入って」


 エントランスを通る。

 由衣は一面大理石で高級ホテルのような雰囲気に圧倒されている。終始上の空って感じだ。



 エレベーターに乗り24階を押す。

 ここからは注意が必要だ。由衣推しがいるから会わせないようにしないと。

 24階に誰もいないことを確認し部屋に入れる。

 お風呂を作る。


「ふぅ…。なにもないけど寛いでて」


 そう言ったが反応がない。


「どうした?さっきから黙って」


 はっ!!!?まさかあの存在に気づいたか!?

 さりげなーくベッドに移動。


(回収!!!)


 あとはどこに隠すかだ。

 考えを巡らせていると



「…レベル。本当なの?」


 ん?ああ。レベルか。


「1431か?本当だぞ?ほれ。俺のステータスだ」


 人に見せるの初めてだな。ちょっと恥ずかしい。


「……嘘でしょ……何このステータス……」



 奥崎 なぎ 

 職業 魔人

 Lv1431


 HP. 143100/143100

 MP. 143100/143100


 筋力 28620

 耐久 28620

 敏捷 28620

 器用 28620

 知力 28620


 ユニークスキル

『炎竜王』

 派生スキル

 炎矢Lv7

 炎弾Lv7

 炎爆Lv7

 炎獄Lv7

 炎纒Lv7

 竜装Lv7


『雷帝』

 派生スキル

 雷矢Lv7

 雷弾Lv7

 雷放Lv7

 雷獄Lv7

 雷纒Lv7


 スキル

 刀剣術Lv7

 派生スキル

 飛斬Lv7

 斬鉄Lv7

 居合Lv7


 無詠唱Lv7

 天歩Lv7

 縮地Lv7

 全属性耐性Lv7

 全状態異常耐性Lv7

 鑑定妨害Lv10

 身体強化Lv7

 気配探知Lv7

 魔力探知Lv7

 HP自動回復Lv7

 MP自動回復Lv7


 称号

 魔を討つ者 覚醒者 人外 英雄 フィールドボス撃破者

 殲滅者

 川越ダンジョン5階

 川越ダンジョン22階

 渋谷ダンジョン25階


 スキルポイント8682



「まぁそんなことはさておき…由衣先に風呂入る?」


「…あとできっちり聞くからね…」


「おう」


 キャリーバックごと脱衣所に行く。


(よっし!!どこかに隠さないと!!)


 リビングは…絶対見つかる。


 寝室は…絶対に探す。


 洗面所は…水没事件が発生する。


 あれ。これ詰んだ?

 ちょっとまてまじでどうする。

 隣人に渡すのは……無理だ。

 渡す?

 !!!!!!



 携帯を取り出しロビーに向かう。

 電話先は御子神さんだ。

 ロビーに来てもらい



「一生のお願いです。このDVDを匿ってもらえませんか。今日だけでいいんです。お願いします!!」


 誠心誠意頭を下げる。


「何があったのかわかりませんが畏まりました。大切に保管させていただきます」


「っ!ありがとうございます!!」


 渡したあと部屋に戻る。

 何もなかったかのように。


 由衣が風呂から出てくる。


「どこか行ってたみたいだけど…?」


「ああ。男と男の約束をしに行ってた」


「そう?」


 よしっ!完璧な演技。


「風呂入ってくる」



 風呂っていいな。

 心が温まる…。

 今は湯船で前後に揺れて大波たててます。

 これみんな一回はやったことあるんじゃないか?

 あったまったら身体を洗っていく。頭、身体顔の順で洗っていく。

 体から湯気が出ている。

 鏡の前でポーズをとり


「ギア・セ◯ンド!」


 小さい頃にやってた。17歳の今でもやってるけどね!!


 洗い終わったらでる。

 タオルで拭きズボンを履いたところで


「ねぇ…。このプリン食べてい…い…?」


 傷痕を見てフリーズしてるんだろう。

 服を着てリビングに行く。


「食べていいぞ」


 沈黙が続き…


「その傷痕は?」


「はぁ…。大したことじゃないから心配すんな」


「…話して」


「大雑把にな。強敵に遭遇し勝つことができたが川越ダンジョンが余波で吹き飛んだ。この傷もその時負ったもの。今は完璧に治ってるからまじで気にすんな」


 結構雑に言ったが…どう捉えるだろうか。



「そんなにレベル上がるってことは…あり得ないぐらい強かったんじゃないの?」


「まぁ…人類滅亡しててもおかしくなかったな。だから英雄の称号もついたし」


「公表しないの?」


「する必要ないだろ。そいつが出現した理由は協会に話してあるしな」


「そう…でも辛かったでしょ?」


 こっちの気持ちを汲み取ったのか少しだけ笑って聞いてきた。


「少しな。俺のステータスは他言しないでくれよ。…終わったことだし違う話しようぜ」



「…そうね。ならエッチな本とかどこに隠したのかな?」




「………ああ。まじで辛かった。今でも超辛いんだ。もう死にかけるなんてしたくないね。ところでお前のファンが隣とその隣にいるんだが…」



「…どこに隠したのかな?」


 有無を言わさぬ迫力がある。

 あれを壊されたら終わりだ。

 なんとしてでも防衛する。


「やだなぁ。由衣が全部燃やしたじゃないか。父さんの書斎のも全部」


「うん。でもあなたそんなことじゃめげないわよね?」


 こいつ。確信してやがる。


「部屋中探してみろ。本当にないから」


 ふはははは!絶対に見つからんよ小娘が!

 2度と俺のオアシスを邪魔させはしない!


「うーん…。誰かに預けた…とか?」


 ぎくっ!!

 やばい。少し反応してしまった。

 見てないことを祈る見てないことをいの…る。


 みちゃった!みたいな顔しないで。鼻歌歌わないで。


「誰に預けたの?」


「無理!言えない!ばれたから言うが借りたやつなんだ!返さないといけないから!」


 本当にこっから先は譲らん。決意を目に込める。


「こんなことで決意決め込んでんじゃないわよ。まったく…。今回は見逃してあげる」


(よかったぁぁぁぁぁ)


「ありがとうございます!」


「はぁ…。で隣の人達私のファンなの?」


「ああ。会見の時いたロリッ娘と金髪の子だ。超会いたがってたけど…」


「けど何よ?」


「ちょっと危ない匂いがしたから由衣に会わせないようにしてるんだ。特にロリッ娘。由衣の情報も何も話してない」


「ふーん…なら会いに行ってくるわ」


 ガチャ!


「いっちまった…」


 …晩飯作るか。




読んでいただきありがとうございます。


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よろしくお願いします。

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