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四十七話 フィールドボス

 


 21階は湿地帯だ。


(草原と森のままでよかったのに)


 少し進むと亀がいた。

 体長は俺と同じぐらいある。

 口からは何本もの尖った牙が生えていた。


「恐竜みたい」


 それが感想だ。

 観察していると


 キングタートル

 Lv23


 と視界に現れた。

 どうやらこのメガネは鑑定メガネみたいだ。

 詳細はわからないが俺にとってこれはありがたい。


 黒鬼を構えて走り出す。

 亀は首を引っ込め甲羅の中に入る。

 甲羅を斬ってみる。


 ズパッ!


 真っ二つに斬れた。

 斬れたが甲羅を斬る時抵抗があった。

 豆腐のようにはきれなかった。

 少しもやもやした。


 二体目を発見し今度は斬鉄を使用しながら斬る。


 スパッ!!


 斬鉄の場合は豆腐だった。

 すんなり斬れた。気持ちいい。


 進む先にいる亀は全て斬鉄を使用しながら斬る。


 楽しすぎて夢中になっていると


「あんた奥崎なぎだろ?」


 と問われたので


「はい」


 と応える。


「…勘弁してくれ。お前さんがいると俺たちが何もできない。すまないが狩るのをやめてくれないか?」


 どうやらやりすぎたようだ。


「すみません!斬るのに夢中で…。もう少し下へ降ります。すみませんでした」


 ちゃんと謝ると


「…まず斬れないからな?それだけは伝えとく。というかお前さん…もっと天狗なのかと思ってたぜ」


 どうやらあの亀は切れないようだ。

 これはハンストの武器を宣伝するチャンスでは?

 あと俺は天狗じゃない。初対面は必ずどんな人にも敬語を使うし下に見てもない。


「…このハンストで作られた刀が優秀なんですよ。皆さんも機会があれば買って使って見てください。教えていただいてありがとうございます」


 そう言い下の階を目指す。


(ちょっとやりすぎた。周りのことも考えないと。30階行ったら帰ろう)


 25階層についた時そいつはいた。


 カメオサ

 Lv70



 あきらかに25階にいる魔物ではないだろう。

 動きは遅いが山のようにでかい。全長15mはありそうだ。踏み潰されたら一瞬でぺちゃんこだ。


 なんとなくデカスラと同じ気配がする。


「きゃーーーーー!!!!」


「もう無理だ!一旦引くぞ!」


「だめだ!妻を置いてはいけない!」


 …どうやら切羽詰まっているようだ。

 地面を蹴り亀の下へ移動。その巨体を


 蹴る。蹴る。蹴る。


 だんだんと少しずつだが浮いていく。天歩を使いどんどん蹴り上げていく。


 ドンッ!ドンッ!ドンッ!………!!


「すみませーん。今のうちに階段の方へ避難お願いします!」


 全員避難したのを確認し地面に落とす。


 ドォォォォォォォオンッッッ!!!!



(びっくりした…。ダンジョン全体が揺れたんじゃないか?)


 煙が晴れるとカメオサがいた。

 どうやらデカスラと同じで効いてないみたいだ。

 蹴ってる時も手応えなかったしな。


「こいつどうにかして倒したいなぁ」


「す、すまない。助かった。ありがとう」


 避難した人は10人以上いた。

 そのうち妻がどうのと言っていた人からお礼を言われた。


「気にしないでください」


 さて…どうしたものか。

 デカスラの時は炎弾を使っていたが回復されていた。こいつも蹴った感じ手応えがなかった。

 色々試すか。


「すみません。今からこいつ倒すので巻き込まれないように上の階へ避難してもらえませんか?」



「…わかった。頑張ってくれ」


「はい」


 いなくなるのを確認しまずは雷弾で動きを止める。雷弾が当たる瞬間首を甲羅に隠してしまった。

 雷弾は甲羅に刺さったが痺れている感じはしない。


 炎爆を使い甲羅の破壊を試みる。

 炎が7つ甲羅に向かい当たった瞬間


 バァァァァァァァァァァンッッッ!!!


 爆発し爆風が飛んでくる。初めて使ったがこの威力。絶対に人のいるところでは使わないと心に決めた。


 煙が晴れるが…カメオサは無傷でそこにいた。


(どういうことだ?炎は効かないのか?少なくともデカスラには効いていたが……!もしかして弱点属性しか効かないのか?)


 カメオサの弱点は……なんだ?


 全然わからん。

 手当たり次第試すことにした。


 炎獄を使いカメオサを炎の地獄へ誘う。

 少し嫌がる素振りをして足を叩きつけてきた。


 それを受け止める。


 ズゥゥゥゥゥン!!!!


「お前のレベルならこれでオーバーキルのはずなんだけどな。ダンジョンは未知…だなっ!」


 足を投げ天歩でカメオサの頭の前に来る。


「くらいな」



 炎纒を発動し炎を体に纏う。

 纏った炎を拳に凝縮させ殴る。


 ゴォォォォォンッッッ!!


 カメオサが頭を引っ込めるがもう逃げられない。

 炎はどんどん広がっていき甲羅の内部から全てを燃やしていく。


 燃え尽きた時光になって消えた。

 残ったのは10センチほどの魔石と宝箱だ。


「…顔狙えば楽勝じゃねえか。でもあの甲羅も突破したかった」


 レベル上がってないかと思いステータスを見てみる。



 奥崎 なぎ 

 職業 魔人

 Lv1431


 HP. 143100/143100

 MP. 140000/143100


 筋力 28620

 耐久 28620

 敏捷 28620

 器用 28620

 知力 28620


 ユニークスキル

『炎竜王』

 派生スキル

 炎矢Lv7

 炎弾Lv7

 炎爆Lv7

 炎獄Lv7

 炎纒Lv7

 竜装Lv7


『雷帝』

 派生スキル

 雷矢Lv7

 雷弾Lv7

 雷放Lv7

 雷獄Lv7

 雷纒Lv7


 スキル

 刀剣術Lv7

 派生スキル

 飛斬Lv7

 斬鉄Lv7

 居合Lv7


 無詠唱Lv7

 天歩Lv7

 縮地Lv7

 全属性耐性Lv7

 全状態異常耐性Lv7

 鑑定妨害Lv10

 身体強化Lv7

 気配探知Lv7

 魔力探知Lv7

 HP自動回復Lv7

 MP自動回復Lv7


 称号

 魔を討つ者 覚醒者 人外 英雄 フィールドボス撃破者

 殲滅者

 川越ダンジョン5階

 川越ダンジョン22階

 渋谷ダンジョン25階


 スキルポイント8682



 1レベル上がっていた。

 称号にはフィールドボス撃破者がある。

 あの亀やデカスラはフィールドにいるボスなのだろう。


 魔石を拾い宝箱を開ける。

 開けた瞬間宝箱はなくなり…大きい盾が地面に転がっていた。

 持ってみると自分の下半身ぐらいある。

 銀色で少し叩いてみると鈍い音がする。

 頑丈そうだ。


 ただあと5階降りないといけない。


「持っていくか…」


 右手に持ちながら26階層に降りた。




読んでいただきありがとうございます。


もし、この作品が面白いと思ったら下にある評価を押していただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[一言] 鑑定妨害が7になってるよ。 文字数稼ぎたいからって確認もしないでコピー貼り付けるからそうなる。。 本文に毎回の様に代わり映えのないステータスを載せるのは嫌がられますよ?
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