四十五話 バズーカの準備は整った
コメント全部読んでます。ありがとうございます。指摘があった部分を修正しました。無断修正すみません。
もうこの時間だとみんな上がっていくみたいだ。
ステータス任せに走るので人目を気にしないでいいのはありがたい。5階層に降り人が近くにいないことを確認し…
ザッッ!!
なぎは消えた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ふぅ。これ大丈夫か?
今10階層のボス部屋の前にいる。
本気を出してから10分。
10分で5階層から来てしまった。
思うことは一つ。
(人間やめちゃってるぅぅぅ!!)
職業の魔人にも最近気づいた。
???だったころは押しても確かめれなかったから魔人になってもそうだろうと思い試さなかった。だがこの前暇な時に試したら説明が出てきた。
魔人
魔と人が融合したもの
この魔は炎竜王のことだろう。
でも職業これはちょっと違くない?
人種だろこれ。俺の職業どこいった。
確実に人間やめてる。
まぁ一度死んで生き返ったぐらいだし?その代償と思えばちょっと辛いだけだし?
この怒りをボスに向けよう。
ボス部屋に入ると大型のウルフがいた。
うん。象と同じぐらいかな。
脅威には感じないけど。
地面を踏み
ダンッ!
高速接近。
からの回し蹴り!!
ブオォォンッッ!!!!
ミンチになった。光になって消えたけど。
宝箱があり開けると青色の液体5個。
MPポーションだ。
10階層の奥にあるオーブに触れ転移する。
ダンジョン前に戻りカードを返してもらい探索終了。
探索者協会本部で全ての魔石を査定してもらう。
「ウルフの魔石23個で230円。1匹狼の魔石1個で2000円。計2230円です。お確かめください」
そういえば火魔法をオークション出してた。確認すると600万とある。
「すみません、火魔法をオークションに出しているのですがどうしたらいいですか?」
「はい。設定したオークションの期限が過ぎるか出品者様が確定を押されますとメールが届きます。そのメールに従い出品物を支部か本部に出してください」
メールを開くと来ていた。
『出品物を支部か本部の受付で預けてください。その時にこの画面を見せるようお願いします』
「すみません、きてました。これが火魔法のスクロールです」
「はい、お預かりします。確認いたしますので少々お待ち下さい」
待っていると1分ほどで
「確認が取れました。火魔法のスキルスクロールはこちらで届けさせていただきます。手数料10%を引いた540万になりますが振り込まれますか?」
振り込みもあるのか。
「いや…いいです」
540万を受け取り帰路に着く。
といっても5分ぐらいだけど。
銀行には1億3300万ほど入っている。
1億は情報提供料。3000万は契約金。あとは今までの貯金だ。
540万はいつでも使えるよう家に置いとこう。
安全だし。
ハンビルで指紋認証をして245に入る。
「ふぅ〜、今日も疲れたー」
お風呂に入ってご飯食って…とくにすることもなく寝た。
とある掲示板では
1名前:名無しのフリーソザイ君
渋谷ダンジョンで奥崎なぎを見たぞ。
2名前:名無しの剣士
それ、4階にある大木切ってた。素手でw
3名前:名無しの魔法士
は?あれを素手では切れないだろw
ぱちこいてんじゃねえぞ。
4名前:名無しのゴリラ
それ見てた。ガチ目に素手だった。まぁ見えなかったけど。彼の時間と俺たちの時間は違うみたい
5名前:名無しの社員
なんだそれw
イケメンだったか?
6名前:名無しのナギ様推し
超イケメン!!超優しいし!できる男って感じ!
あそこにいた人でも何が起きたかわかんない。
7名前:名無しの猫愛好家
そういや5階層で新種の魔物がいたらしいな。
8名前:名無しのチーター
それ。早すぎて視認できなかったらしい
9名前:名無しの賢者
怖くねw 犠牲者は?
10名前:名無しの短剣使い
いない。攻撃はしてこなかったらしい。
11名前:名無しの無職
それも奥崎なぎだったりしてなw
12名前:名無しのナギ様推しjk
どうしてナギ様はそんなに尊いの?
13名前:名無しのオタク
でた。奥崎なぎのオタク通称ナギタク。
14名前:名無しの観戦者
世界中で増えてるらしいな。俺もイケメンに生まれたかったぜ
15名前:名無しの剣士
イケメンがいすぎてもな
16名前:名無しの阿保
イケメンの大渋滞?囲まれたい。
17名前:名無しの子
イケメンがそんないたらブスがイケメンの時代だろそれ。俺の時代か?w
18名前:名無しの奥崎推し
今後もナギ様と由衣様を応援します。
19名前:名無しの槍士
渋谷にいるみたいだから行けば会えるぞ
20名前:名無しの女医
仕事休んでいきたい…(切実)
21名前:名無しのベンイマックス
ツブヤイターを見守ろう。
◇◇◇◇◇◇◇◇
翌朝暇なのでテレビを見ている。
ボケーっとぬぼーっとだらーんと。
夕方に武器を取り行く以外やることがない。
一応真琴に連絡を入れた。
生きているか?と。
するとすぐに絶好調と帰ってきた。
今日会えるか聞くと会えるみたいだ。
勘違いはしないでほしい。友達だからね?
真琴は普段ネカフェで暮らしてるみたいだ。
場所は月1ぐらいで変えているらしい。
永田町で11時待ち合わせをする。
「…あいつ家もなかったのか。よく高校ねばっていってるな。ちょっとは優しくしてやろう」
今日の飯代ぐらいは出そうと決めるなぎだった。
10時30分に家を出る。
3駅ぐらいだし電車でいいだろ。
電車に揺られること数分。
改札を出るともういた。
みすぼらしい格好の真琴が。
「ホームレスか」
「いきなりツッコミなんてどうしたの?」
「お前がどうした。この前は綺麗だったろ」
「あれは…受付の人とも話すから」
(乙女かこいつは)
「まずそのボサボサの髪、服をどうにかするぞ」
「いいよ、気にしないで」
「俺が気にする。隣歩いてたくないし。まずどっかの大浴場行くぞ」
大浴場に行きサッパリさせたあと古着屋に入りチョイスする。
真琴が探索でも使える方がいいというのでラフな格好にさせた。季節は冬なので着込ませたが。
「顔は爽やかイケメンなんだ。もう少し気配りしてくれ」
「わかったよ。ありがとう」
ここで気になることを聞いてみる。
「最近の探索はどうだ?」
「うん。武装庫となぎが買ってくれた武器のおかげで15階層まで進んでるよ」
結構いってた。
「そうか。そういえば今冬休みだよな。よかったな学校なくて」
学校がないと毎日潜れるからな。
「あっ!学校やめたよ。言い忘れてた」
「は?まじでか?」
「うん。探索者一筋で生きていくよ。今は日給1万〜2万ぐらいだけど」
一万か、毛皮か?
「10階以降の魔物はなんだ?」
「熊」
「おぉ力比べしたいな」
「…君だけだよできるのは」
そんな話をしながらぶらぶらと道を歩く。
今は真琴の住処に向かっている最中だ。
「貯金はもうないんだよな?」
「そうだね。探索が安定してきて少し余裕があるぐらいかな」
こいつの少しはたぶん、もやしがもう一袋買えるようになった。ぐらいだ。
「どこかマンション借りるか?」
「いいよ、もう少し潜れればお宝いっぱい手に入ると思うしライバルにそんなことされたくはないかな」
ははっ!よく言うよ。
「昼飯食おう、今日ぐらい奢らせてくれ。同情とかじゃない。気分がいいんだ」
「ならお言葉に甘えるよ」
回転寿司に入りカウンター席につく。
サーモンを注文し流れてくるのを待つ。
同じ過ちは繰り返さない。マスクを外す。
「…なぎ、ニュースとか街の電光掲示板で見たよ。やっぱりとんでもないね」
「急にどうした?」
「僕は君を追いかけてるんだ。すごいとは思ってたけどここまでは想像してなかった。…すごく胸がドキドキするんだ。君に追いつきたくて仕方がないんだ。君は…僕をどう思っているんだ?」
(不安なのか…前までの俺だな)
「……わかるぞ。身近にいたやつがスターだった時の気持ち。心配で押しつぶされそうになる。ただの遊びなんじゃないか。本当は気にもかけていないんじゃないか?ってな。俺がそういう状態の時に言われた言葉をおまえにも言おう。…バカじゃねえの?そんなこと気にしてる暇あったら自分を磨け。俺に今は釣り合わなくても釣り合うようになれ」
「…!?そうだね。君に釣り合うにはどうしたらいい?」
「レベル1000まであげろ。そうすりゃまぁまぁだな」
サーモンを食べながらそう言う。
「あと980か。楽しそうだね」
「ああ。登ってこい。手助けはしてやる」
それを聞いて安心したのか食ったもんゲロりやがった。
食う気が失せ早々に店を出た。
「今日は楽しかったよ。ありがとう」
「…まて。お前俺との約束覚えてるよな?DVD貸せ。今日まで我慢してんだ」
今は真琴の住処の前にいる。
「そうだった。取ってくるよ」
よしっ!今日まで禁止してたんだ。何度やろうと思ったか。俺の理性が爆発しそうだ。
「はい。これでいい?」
そう。あの日、土に埋めて隠したあの日から見ることができなくなったきら◯の限定生産版DVD。目の前にそれがある。取るだけなのに手が震えてしまう。楽しみにしていたのに由衣に燃やされたあの絶望。それを乗り越えて出会った真琴という奇跡。今手元に………っ!!!!
「よっしゃー!!!!!!!さっさと帰ってやることやるぜー!!!あ、じゃあな真琴!!!また連絡するわーー!!!」
ダッシュで駅に向かう。いや。この際空跳んだ方が早い。
地面を蹴り天歩を使う。あとは空中なので全力で蹴っても大丈夫!
バンッッッ!!!!!!
今帰るぜマイホーム!!!
家に着き扉の鍵を閉め、全てを脱ぎさりDVDをセットする。
(もう俺のバズーカは何発でも連射できそうだ)
読んでいただきありがとうございます。
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