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哀しみの数だけ夜空に星が輝くのなら

作者: 犬絵



好きなものを好きといってもいい

時代になっているんじゃなかったのか、よお?


涙ながらに訴え続けてくれた

偉大な先人たちの手であたしたちは、

そんな素晴らしい、


権利?


自由?


言葉じゃなくて、

そういう暮らしを手に入れていたのじゃ、

なかったのか、よお?



あたいは、あんたが、好きッ、


そう、いったのは、失敗だったらしいけど、

それが、あたしのことを嫌いだからとかいう理由なら

まだ、いいんだけど、

さ。



好きなものを好きといってもいい

時代になっているんじゃなかったのか、よお?


哀しみの数だけ、夜空に星が輝くから、

少しくらいの哀しみは、ガマンしなくっちゃ、ね、って。


貴女にすいぶんむかしに教えてもらったのだけど、

あれかな?

教えてくれた先生は、とっくの昔に忘れているという、

お得意の、すれ違いのこころ、ってヤツかな?


すきや橋とか、

まちこ巻きとか

年若いわかぞうどもにはわかるまい、

ってぇ感じの、

「すれ違い」なのさ、


うそ、そんなはなし、どうでもよくって、

あたしの、失恋話きいてよ、ねー。

あ、

いっちゃうんだ、シツレンって、あたしじぶんの口で

いっちゃうんだ?


いう、さ。

あたしもね、

こんな言葉に変えて、ね?



失恋の数だけ、夜空に星が輝くから、

少しくらいの失恋は、ガマンしなくっちゃ、ね、って。



なーに、それ?


なら、冒頭に、戻る。だね?


好きなものを好きといってもいい

時代になっているんじゃなかったのか、よお?


そういう時代に、さ。

あたしたちがしなくっちゃ、ね?

って、ね?


てな感じで、さ。

どーお?

キレイにまとまったか、な?



夜空に星は、輝いたかな?




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