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ほむねこの詩

細い三日月の夜は

作者: ほむねこ

作詞投稿第一作目です

涙色に染まる部屋で明かりを消して空を仰ぐ

今宵も細い三日月が白い素肌を晒してた

闇に飲まれた月が自分みたいだってため息を1つ

白く煙る窓は景色遮りまた1人


知ることを遠ざけて窓を閉めれば静かだけど

音のない部屋は嫌で少しだけ少しだけ

臆病者ののぞき穴差し込む光が目に痛いよ

大きく欠けた月が夜空を彩っていた


見透かせない闇の向こうに何があるのか僕は知らない

大きく欠けた月明りが照らす先も届かない果て

知りたいな未知の窓に隠れる僕にダイブしたいのに

知れないや何故だろう僕はこんなに弱虫なのは


色づいた想いを抱いて窓辺に立って部屋を見る 

艶やかで白い月を見ているだけで不安になった

闇に飲まれた自分の姿さえも分からなくて

飛び出した僕でさえも月は傍で待っててくれた


こんな想い知らなければ窓を閉めたいそれなのに

行きかう人の中で1人少しだけ少しだけ

小心者が穴を空けて差し込む光に手を伸ばした

か弱く揺れる月影が僕の影を映していた


「底が見える」と自虐したのに知らない僕が影に生まれた

儚いほどの細い月が新しい僕に名前を付けた

知りたいな未知の中に隠れる君の手を取ろう

君と僕似た者同士の君の知らない君を探すよ


醜いから閉じ込めた僕の秘密を拾い上げて

それも「君だ」と肯定した君の笑顔を忘れない

同じように陰に埋もれた君の全てを拾い上げて

全部全部抱きしめたい認めあえる2人でいたい


窺い見る角度を変えて違う表情の君を探すよ

似たようで全然違う僕らだから探しあえる

知りたいな僕のみちを君の照らす一片の影を

知りたいな君のみちを月明りの下僕が見てるから


自分の知らない自分を暴いてくれる誰かもまた、自身の知らない自分を探している。互いに未知である部分を減らしていくことが出来たなら、コミュニケーションはもっと円滑になり、窓の外を窺い見るような生き方なんて必要なくなるからこそ、そんな誰かを求め、大事にしてほしいという想いで綴りました。

やっぱり作詞の方もレベルアップさせる必要がありますね。

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