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孤独の異世界戦争《ラグナロク》  作者: Imomotin
一章 外の世界へ
6/6

脱出

少ないですがよろしくです。

「め、迷宮って.....それ初心者が絶対入ったらいけない場所のような気がするんだが....」

「そうじゃな。ここ迷宮の中でも人間じゃ入れないような超難関スポットじゃし。さっきのゴーレムは門番じゃからよかったもののほかのモンスターならお主なんぞ瞬殺じゃ」


そんな超難関のとこに連れてこないでほしい。こちらとら召喚されたてほやほやなんだから....

『さて、脱出方法なんじゃがのぅ...』

なんだ、やっぱりあるんだな....さあ早く教えてくださいユカリ先生‼︎

『わしも目覚めたばかりだからわかーんない☆』


.......使えねぇ

『なんじゃ!そのあ、もうこいつダメだわみたいな目は!わしかって封印されとったんじゃぞ!しょうがないじゃろがー‼︎』

「いや、脱出方法は別に考えるとして一人称がわしのおばあちゃんに星をつけられて喋られると想像以上にダメージが.....」

『ッッッぶっ殺すぞ‼︎』

個人的にツンデレロリババア好きなのだが、実年齢を考えると...悲しいな

そうやってユカリと談笑?していると後方から爆発音が聞こえ、急に壁にぽっかりと穴が空いた。

「..なんだ?」

『人間の反応が三つじゃ宿主』

「ここ人が入れないようなところじゃなかったのかよ!」

『まぁ自ずと答えは分かる。あ、あとわしのことはくれぐれも他言せぬようにな。』

ユカリがそう言うと同時に穴の空いた向こうから声が聞こえてくる。

「.....ん〜こんなところに人間がいるよ〜」

「はぁ?sssランクの迷宮に人なんて......いたぁぁぁぁ‼︎」

「おいおいまじかよ......」


穴から姿を現したのは男2人、女1人の三人組だった。


......さて、どうやって言い訳しょうか。

話しながら三人が近づいてくる間、由樹は焦っていた。

.....いやいやユカリのことを秘密にして自分がここにいる状況説明なんて無理に決まってるだろ‼︎

見ると彼らの服には城で見たギルメダの国旗が縫われている。

「さ〜て君は何者かなぁ〜」

三人組の1人 背中に片手剣を背負った金髪の男が由樹の前に仁王立ちする。

場を緊張した雰囲気が包む。

「い、いえ自分は.....」

「ん?てか君ボロボロだねぇ〜カリン治療したげてよ」

「.....いいの?」

「んーだいちょぶだと思うよ〜魔力がまったく感じれないし敵意もないみたいだしね。」

「はぁ....まぁあんたが言うなら..」

由樹に白い法衣を着た黒ポニーテールの女が近づく。

《癒せ》

彼女がそう口ずさんむと由樹の身体を白い光が包む。

光が消えると由樹の身体は捕まる前の状態に戻っていた.......右手を除いては


「あれ?右手だけ治んないわね」

「いや、これは.....」

「こいつ右手だけ瘴気に当てられてるんじゃないか?」

「んーここのモンスターにあてられちゃったかー。私もここのは簡単に払えないなぁ」

「おい、坊主」

肩に長槍を背負いあごに髭を生やした恰幅のいい男性が聞いてくる。

「は、はい‼︎」

「詳しいことは後で聞く。ひとまずここを脱出するぞ」

「そうだね〜カリン〜結界はって」

「はいはい」

そう言うと女は少し離れた所に駆けていく。

話が自分に関係なくポンポン進んでいく様に圧倒されていた由樹はその足音で再起動する。

「あ、あの....」

「ん〜なんだい?」

「ここから出れるん...っすか?」

自分とそう年齢が変わらなそうな顔立ちをしているので思わずいつもの口調になりそうになるがなんとか敬語で問う。

「もちろんだよーだから安心しなよ」

「いっくわよー《阻め 我求むるは絶縁の檻》」

「おっけ〜じゃ転移するよーそれ‼︎」

すると金髪の男は青い正方形の石を床に投げつけた。

「な、なんだこれ!」

「ははは、大丈夫大丈夫。ちゃんと君の家まで送り届けてあげるからさ」

....いや自分の家 異世界なんですけど

由樹のツッコミは石から発せられた青い光と耳をつんざくような轟音にかき消された。









FNS歌謡祭にapuare出るから楽しみ(^。^)

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