表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
blue sky  作者: SugarChain
4/12

著作権は放棄しておりませんのでご注意ください。

雪と出会えて変わったこと。


俺の中にずっとあった孤独がなくなった。


ずっとずっと「君」に会いたかった。


何度転生しても「君」を忘れられなかった。


無駄だと思った時もあった。


でも、「君」にまた出会えた。


「雪」は「君」とはまるで別人だけど。


別人で良かったと思える事がたくさんある。


今の「君」が生きている世界が平和なこと。


今の「君」には両親がいること。


今の「君」は笑えること。


それは普通なのかもしれない。


でも、俺にとってはとても大きなこと。



「和葉とプーもおいでよ〜。」


波打ち際で雪と晶が遊んでいる。


雪が女一人で居ずらいかなと思って実家から車を借りるついでに犬も連れてきたのだが、そんな心配はいらなかったようだ。


雪は昔からの友達のように俺達に接する。



「プーは濡らすと母さんに怒られるからダメ。」


俺は何度庭の子ども用ビニールプールでプーを遊ばせて母さんに怒られたことか。


もう思い出せないくらいだ。


それにいくら今日が暖かいとはいえ、まだこの時期だと小型犬が全身濡れてしまったらすぐに乾かさないと風邪をひくだろう。


ちえっと言いながらも納得したのか雪がこっちにやってきた。


「プー、かわいいよね。何歳?」


「俺が中学に入った頃に家に来たから、、、そろそろ7歳だな。」


ふ〜ん、そっかぁなんて言いながらプーと遊び始める雪。


つうか、プーに遊ばれてないか?


「和葉、勝負だっ!」


振り向くと晶がいつの間にか波打ち際からこっちにやってきていた。


、、、そのへんに落ちていたであろうボールを手にして。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネット小説ランキング>恋愛シリアス部門>「blue sky」に投票 「この作品」が気に入ったらクリックしてENTERを押し、投票してください。(月1回)
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ