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第1声 マフィアの謎

はぁぁ~

さっきは大変なことに巻き込まれたな~

学校についてからは、先生に怒られたあげく減点された

俺は今、先生の許可を得て病院にいる

あのことを思い出すたび、かすり傷が痛む。

あの子大丈夫かな?

女の子は病室で治療してもらってる

気が散るらしいので外で待っている

 ガラガラ…

お、終わったらしいな

「弾が足に残っていたので手間取りました」

そう、言い残してどこか行った

やっぱ、撃たれてたのか

まぁ、あの様子からすると大丈夫かな?

 ガラガラ…

俺は病室に入った

彼女は、体を起こしていた

 か、可愛い…

さっきは逃げるので精一杯だったのでよく見てなかったので

改めて見ると可愛いな

その顔に、黒髪のツインテールがよく似合ってる

「あの医者から聞いたわよ、あなたが助けてくれたんですってね」

「ああ…」

そう、会話して黙った

髪が、風に揺られている

「お前、名前は?」

「人に名前を聞く時は自分から名乗るもんよ」

「ごめん 俺は日向だ」

「私はマリア。さっきは助けてくれてありがとう。よろしくね」

「ああ…」

マリアか、外国人だな

「なんで、マフィアなんかに?」

「私はマフィアの子なの」

!! おいおい、へんなの助けちまったよ

しかも、助けちまったから完全に敵対しちまうじゃねーか!!

「マジ?」

「マジよ」

ですよね~ まったく人生そううまくいかないもんなんだね(泣)

「それにしても、日本語ペラペラだな」

「お母さんに教えられてたの、子供の時から」

「? お前子供だろ?」

「!! 失礼ね、私は高1よ!!」

「は? その身長で?」

「うるさい!! 身長のことは話さないで!!」

本当に怒ってるらしく、なんかオーラを感じる

「ま、その話は置いといて、お前これからどうすんだよ?」

「? あんたの家に泊まるにきまってるじゃない。へんなこと言うわね」

は? 決まってるじゃないっておい、だれがそんなに話を進展させた?

「なに? まさかこのまま放置にしようとしてたわけ? 無責任な人ね」

悪かったな、無責任で(泣)

「ということで、これからもよろしくね!日向! って何泣いてんのよ」

「いや、これから大変なことになるなぁ~って」

「あたりまえじゃない、助けたんだから最後まで責任持ちなさい」

「ま、このままだとまた、怪我しかねないからな。てか、なんでマフィアの娘がマフィアに狙われたん だよ?」

「家出したの」

出たでたよくある展開

「なんで?」

「お父さんみたいになりたくないの」

マフィアの娘もそんなこと言うんだな。一つ発見だ

「私はもっと人の役に立ちたい」

うお、なんちゅう素直な子 見習ってほしいね、親も

 タァーーン

ん?聞いたことあるような音がしたぞ?

「銃声だわ!!」

そうそう、銃声…っておい!!

「お、おい危ないんじゃないか?」

「あ、あんた、あわてすぎよ」

「ちょ、逃げるぞ」

「ってどこから? 逃げ場はないわよ」

「ある、つかまれ」

「そこ、窓よ! ここは4階! 無茶だわ!!」

「俺を信じろ!!」

マリアがつかまって窓を開ける

ドアが開いた

マフィアが入ってきた

なんか、俺の行為に驚いてるな

銃を向けて「待て!!」などと言っているな

銃向けられて待つわけないだろ馬鹿かお前たちは!!

「いくぞ~!!」

「え、ちょ、まって~~~~」

などという声を聴きながら4階の窓から飛んだ

 タァーーン タァーーン

おい、娘いるのに撃ってきてるぞ~(泣)

マリアには当てないようにしてるのか全然あたらないな

ドラマシーンみたいに着地してそのまま逃げる

高所恐怖症なのか 気絶しかけてるな

屋根上から行くか、今日は二回目だな

「キャ~~~~~~~」

お、おいそんなに暴れんなよ~

落ちるだろ~

何とかマフィアの声が届かないところまで来たな

今日はほんと疲れるな~(泣)

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