プロローグ ~謎の女の子~
俺は日向。
周りの人は俺のことを怪物≪モンスター≫と呼んでくる
まぁ、略してモンスと呼んでくるのも多数いる
別に嫌われているわけでもない
俺は、周りの人より頭が悪い。だけど、怪物なみに運動神経がいいらしい。
(自分はこれでも普通なんだけどな~)
自分の家族は皆頭がいい。その祖先も頭がよかったらしい。
だから、家族のみんなが「異常気象だぁ~!」などとへんなことばかり言ってくる
(異常気象の使い方あたってるか?)
俺はそう思う。
最近はこの近くでマフィアみたいなのがいるらしいな
(なんで、この国にマフィアいるんだよ)
今、学校では集団登校や集団下校が行われている
俺は、参加しないけどな~
どうせ、噂でしかないだろ…
タァーーーーン
ん?
今、へんな音しなかったか?
俺は、音のほうへ向かっていった。
近かったのですぐ着いた
そこには、足を怪我している女の子が… いる?
誰につけられた? まさか、マフィアか?
マフィアの話は、本当… なのか?
だとしたら、冗談じゃない
だからと言って目の前の女の子は放っておけない
女の子をお姫様抱っこして走った
カッカッカッカ…
後ろから足音が聞こえるな
俺は後ろを向いた… すると
!! リアルマフィアじゃねーか!!
しかも、銃向けちゃってるよ!!
ちょ、これ、ヤバくね?
え、なに? これ何かの撮影?
タァーーン
撃ってきやがった 人生そんな甘くないよねぇぇぇぇ~!!
なんか、外国語つぶやいてるし ツイッターかお前たちは!!
仕方がない、危険だがちょっと屋根の上から行くか
ぴょ~ンと飛び乗った俺になんか銃を撃ちまくってるんだけどぉぉ~(泣)
うお、これモノホン弾丸だ、かすり傷ついちゃったよ
でも、運が良かったのか、かすり傷だけで撒けた
ふぅぅぅ~
何とか、生きられたな
いや、冗談じゃなくて
!!
忘れてたぁぁ~
登校してる途中だった~(泣)
そんな俺は腕時計を見た
…………8:00
遅刻じゃねーか!!
なにが運がいいだ~(泣)
屋根を飛び越えて俺は急いで学校へ行った
(どうすんだよ、この女の子…)