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319おっとう、おっかあと。

 「父さん、母さん済まなかった。道中、大丈夫だった?」


 「あぁ、こちらもけっこう進んでいるじゃないか。これから、色々楽しみだよ。」


 「母さんは、舞香に会えただけで嬉しいよ。所で、お前政務をしているのかい?」


 「あぁ、主に司法関係のな。」


 「そういや、お前検察官だったんだね。広域暴力団のボスだった方が、印象深かったけど。」


 「息子を掴まえて、親が言う事か。確かに、こちらでも裏の組織は色々介入しているがな。」


 「おっ父、おっ母、希人ね、この間帝都の闇ギルド潰したんだよ。たった一人で乗り込んで、バンッドスッンって!」


 「そうか、まこは真似しちゃダメよ。危険な事は、みんな希人にやらしなさい。」


 「おい、母さん!」


 「希人、ここは広くてきれいな所だな。わし等が、使っていいのか?」


 「あぁ、元々帝国の離宮だったそうだ。敷地が広いから、学校も作る予定だ。親父、得意分野だろ?」


 「そうだな、人材がいくばくか欲しいな。」


 「晴明から、魔人を派遣してもらえる事になっている。上手く、使ってくれ。」


 「魔人ちゃん達、住む所あるかね。」


 「闇に潜むから、要らないらしい。食べ物も、人の怨念や憎しみでいいんだと。」


 「あら、安上がりね。偶には、小遣いあげなくちゃね。」


 「晴明から、たんまり派遣代せしめられたから。その辺は、気にしなくていいと思うよ。」


 「でも、魔人ちゃんも色々楽しみたいでしょ?」


 「おふくろ、魔人怖くないんだな?」


 「とっても、いい子達よ。人の悪い所を食べて、人の為に働いてくれるんだもの。」


 「まぁ、少しゆっくりしてくれ。すぐ、忙しくなるから。」


 「おっ父、おっ母、ご飯の用意出来たよ。みんなも、いったん片付けやめて一緒に食べよう。」


 「このお肉、豚肉かい?」


 「真里ママ、これはボアのお肉だよ。イノシシみたいに大きな、魔獣。ママが、狩って来てくれたの?」


 「魔獣?まこが、狩って来た?本当に?」


 「うん、ボクヒマだからね。冒険者ギルドの依頼で、森の魔物駆除してるんだ。」


 「まこ、危ないだろう?希人、お前がちゃんとしてないからだぞ。」


 「オヤジ、まこはもうドラゴンを倒していい気になってるんだ。周りの人達に迷惑かけるから、冒険者ギルドの人達と適当に狩りに行ってるんだよ。」


 「いい気になんか、なってないもん。ボクだって、人の役に立ちたいの。」


 「そうか、偉いなまこは。魔獣は、怖くないか?」


 「えへへ、平気。たまにヤバいのいるけど、それはベテランの冒険者さんに任しているから。」


 「Gだね、ママ!」


 「ギャー!舞香、あのぬいぐるみ早く捨てて!」


 「なんだい、Gって?」


 「この街の廃棄物処理をしている、とっても可愛い魔虫だよ。ぬいぐるみなのに、ママが怖がるんだ。」


 「舞香、そのぬいぐるみはどこにあるの?」


 「部屋にあるとママが怖がるから、カーミママの所。」


 「カミロさんの、所か?ヒマなのに、又育児放棄しているのかまこ。」


 「ボクも、面倒みてもらってるもん。」


 「はぁ、カミロさんに後でお礼しなきゃね。」


 「ミルスさんが帰ってきたら、父さんと母さんには早速学校の視察に行ってもらいます。ホーリヤ大学で、医学を教えているらしいんで。メイドさん達は、衛生兵ばかりだったかな?」


 「はい、私は医師免許も持っております。」


 「じゃあ、メイドは廃業だ。スカルの看護学校の、指導を頼む。後、リーリャだっけ。真と一緒に、アカテに行ってくれ。向こうで、診療所を何か所か作るんでな。」


 「はい、天主様!」


 「ダスティ、手配終わったら頼むな。一人増えたが、問題無いよな。」


 「かわい子ちゃんなら、何人増えても大丈夫だ。理事長先生、これねビースキーって言う酒なんですよ。うちの実家から取り寄せたんですが、どうぞ一献。」


 「ほう、旨い。甘口だな、母さんもどうだ?」


 「あら、おいしい。みんなの分も、あるの?」


 「はい、たくさん用意しました。」


 「母さん、結構酒精強いから飲みすぎるなよ。」


 「遅く、なりました.」


 「ルアンだよ、こんばんは!」


 「秋人、お前もこっちに来たのか?」


 「いやいや、こいつは皇帝じゃないや。こっちのマコの弟の、アキトだ。今は、大陸の大統領をしている。んで、こっちが嫁のルアンだ。豊穣の女神様だ。」


 「兄さんには、大変お世話になっております。私からも、大陸の改革にご協力お願い致します。」


 「まこ、舞香ちゃんは?いたいた、ルアンお姉ちゃんだよ。スリスリ、チュバチュッパ!」


 「ルアンお姉ちゃん、食べないで!舞香、溶けちゃうよ。」


 「まんまだね、アキトはこっちでもしっかりしているね。こちらこそ、よろしくね。」


 「アキト、こっち来て一杯やれ!」


 「はい、マコレとモエは元気にしておりますか?迷惑、かけておりませんか?」


 「おぉ、元気だぞ。二人共、天使だな。みんなで、取り合いしておるわ。」


 「そうですか、よかった。何か不都合があったら、何でもおっしゃってください。」


 「そう、固くなるな。お前も、我が息子だ。」


 「アキト、アカテに行く前にアニスの聖地行くんだ。戦略ボムコプター、貸してよ。」


 「はぁ、普通にボムトレインで行って下さいよまこ姉ぇ。」


 「アニスの駅、遠いじゃん。ダスティなら、操縦出来るでしょ?」


 「わかりました、明日帝都防衛隊にお出でください。」


 「だって、ダスティよろしく。ボクにも、操縦させてね。」

 

 

 





 


 

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