304ベアーの冒険。
「聖堂に来れば、何か手がかりがあるかも?」
「じゃあ、ここではダメね。アニスの元聖地か、ホーリヤのアルフヘイムの丘じゃないと。」
「どうして?」
「元聖地は、聖器があった所。アルフヘイムの丘は、マコが眠っていた所よ。」
「うーん、それって近いの?」
「元聖地は、アカテに行く途中で寄れるわ。アルフヘイムは、今封鎖されているから入れないわ。」
「じゃあ、アカテに行く時に行こう。」
「そうね、ダスティに聞いておいて。」
「うん、わかった。」
「カーミママ、まいかきにょうおともだちでちたの。」
「へぇ、良かったね。キャメロン男爵の、所?」
「うん、みんにゃやちゃちかった。」
「今度は、お土産持って遊びに行こうね。機会があったら、家にも誘っておいで。」
「アイ!」
「舞香ちゃん、欲しい物ある?」
「うんと、おおきなおにゃべ。」
「お鍋なんて、どうするの?」
「パパがひちょがおおいから、りょうりちゅるのたいへんって。」
「ああ、そうか。舞香ちゃんは、パパ思いでお利口さんだね。絵本買ってあげるから、後で一緒に読もうね。」
「やった~、カーミママだいちゅき!」
「ハラホレ、ヒレハレ~。」
「カーミママ、だいじょびゅ?」
「うん、先に本屋さん行きましょ。」
「ここ、ほんやちゃん?ぶあちゅいのばっかりなの。」
「舞香ちゃんの所は、薄くて軽いのがいっぱいあるもんね。こっちは、まだそこまでではないからね。」
「まいか、クマさんのえほんがほちい。」
「クマ?、あぁベアーか。あるかな、これはどう?クマさんが、悪い盗賊をやっつける話だって。」
「うん、ちょれにちゅる。ありがとう、カーミママ!」
「後は、お鍋ね。ドミヤ商会に、行こうか。」
「このあいだ、いっちゃところ?」
「そうよ、舞香ちゃんのローブも出来上がってるだろうし。」
「いらっしゃい、カミロ様、舞香ちゃん。」
「こんにちは、おにゃべかいにきちゃの。」
「どんなのが、いいのかな?」
「おおちくて、こげないの。」
「それでは、これはどうかな?魔法付与してあるから、焦げにくいよ。」
「ちょれに、ちゅる。カーミママ、いい?」
「じゃ、それとローブは出来てるかしら?」
「はい、今取らせに行っております。」
「主任、持って参りました。」
「舞香ちゃん、今つけてみるかい?」
「うん、ピンクでかあいい。」
「ホエー、舞香ちゃんおいで。」
カミロが、舞香を抱き上げてのたうちまわる。
「カミロ様、カミロ様!」
「なんじゃ、何かあったか?」
「いえ、何も。ドレイク様の分は、ホーリヤ支店に送っておきましたので。素材の提供、ありがとうございました。さすが、大魔導師様であらせられます。」
「気にするな、又何かあったら頼むな。さっ、帰ろうか舞香ちゃん。」
「あい!」
「遅かったわね、カミロ。」
「お姉ちゃん、何でここにいるの?」
「舞香ちゃん、元気だった?」
「アイ、ミーママ!」
「ここは、私達の家よ。自分の宮殿に、行きなさいよ。」
「もう、冷たいわね。じゃあ、舞香ちゃん行きましょう。」
「ちょっと、待ちなさいよ。舞香ちゃんは、ここで生活するのよ。私は、両親から乳母を頼まれたんだから。」
「あらら、じゃあカミロも一緒に来なさい。タカト達も、待っているわよ。」
「わかったわ、希人君達が帰ってきたら行くから大人しく待っていて。」
「じゃあ、舞香ちゃん待ってるわね。はい、これ。」
「ミーママ、なに?」
「マジカルフェアリーの、マジックスティックよ。かわいいでしょ?」
「ありがちょ、ミーママ。」
「ごめんね、姉さん。」
「私のワガママ聞いてくれないカミロなんて、久しぶりね。」
はぁ、魔力枯渇しそう。
姉さん、早よ帰って。
はぁ、やっと行った。
絶対、舞香は渡さないわ。
マコだって、私が育てたんだから。
「カーミママ、だいじょびゅ?ミーママ、なんて?」
「大丈夫よ、舞香は私が守るから。」
「うん、まいかカーミママといっちょにいりゅ!カーミママ、オチテ!たおれちゃら、ダメ!」
「大丈夫よ、舞香。ちょっと、ケーキ買いに行こう。」
「やっちゃー、まいかチュークリームがちゅき!」
行きつけの、ナイーフにやってきた。
「あれま、カミロちゃん。可愛いね、二人目かい?」
「ううん、親戚の子なの。」
「まいかでちゅ、こんにちは!」
「あらら、お利口さん。好きなの、一つサービスするよ。」
「いいの?ほら、舞香いいって。」
「まいか、なみゃチュークリーム。」
「生シュークリームね、後モンブランとベリータルトとショートケーキ二つづつ。それから、生シュークリーム追加で四つちょうだい。」
「ほえー、ここのケーキきれいだねカーミママ。」
「うれしい事、言ってくれるね。ほら、重たいからね。カミロちゃんに、持ってもらいな。」
「ありがちょう、ごじゃいまちた。」
「気をつけてね、又おいで。」
「カーミママ、チュークリームいっぱいだね。」
「まこも、好きだろう。」
「にゃんで、ちってるの?」
「魔女だからよ。」
「はぇー、かっくいい!」




