表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/85

294ぞうさんパンツ。

 「今宵は、過分なおもてなしありがとうございました。」


 「このまま、泊まっていけば良いのに。」


 「カミロさんが、お乳を張らして待ってますから。ほら、真行くぞ!」


 「ママ、いくの!」


 「はーい、じゃあ皆またね。」


 【うん、待ってる。お姉ちゃん、舞香ちゃん!】


 「うちの子達も、すっかり慣れた様だ。ダスティ、ちゃんと送って行くのだぞ。」


 「兄貴も、義姉さんの面倒ちゃんとみろよ。」


 「はぁ、希人飲ませ過ぎだぞ。全く、お前は何者なんだ。」


 毒耐性があるから、酔えないしな。


 旨い物は旨いから、少し飲みすぎたな。



 「ダスティ、お前このままケリーや真達の護衛頼むよ。後、真やルアンが変な事しない様に気をつけてくれ。」


 「希人、俺はホーリヤ騎士団の幹部だぞ。それに、まこちゃんは止める自信が無い。」


 「ホーリヤ騎士団は、大丈夫。シュタイックに、言うてあるから。真は、出来る限りでいいよ。」


 「なら、そうするよ。まこちゃん、明日ダンジョンに行ってみるか?魔物の事、知りたいだろう。」


 「行く、希人いい?」


 「ああ、ダスティが一緒なら大丈夫だろう。舞香は、パパとスカル動物園に行こうな。」


 「アイ!パーパ、おいちいおべんちょ。」


 「わっ、ずるい舞香ばっかり!」


 「真にも、美味しいお弁当作ってあげるから。」


 「やったー!」


 「お前も、家事得意なんだな。」


 「お前もって?」


 「いや、皇帝も上手でな。何しろ嫁が、あの皇后だからな。」


 「どこも、一緒か。」


 【ただいま!】


 「楽しかったかい、ダスティありがとうな。」


 「カーミママ、だっこ!」


 「舞香、お寝んねしようね。」


 「カミロさん、お願いします。明日、動物園へ連れて行くので朝よろしくお願いします。」


 「良かったね、私は魔導具研究所に行って来るから時間があったらおいで。まこ、一緒に来る?」


 「ううん、ボク魔導具の事良くわからないから。明日、ダスティとダンジョンに行くの!」


 「まこも、バーサーカーか。危ない事、しちゃダメよ。ダスティ、よろしくね。」


 「はい、では明日迎えに参ります。」


 それから風呂に入って、宛がってもらった部屋に行く。


 ここは、元東宮だった所で後に宰相となったビリドさんが賜ったらしい。


 元の住人の皇太子は、皇帝になっても居候して二階に住み続けて居たとの事。


 ビリドさんも家政婦を雇うのが面倒くさかったので、そのまま居候させたらしい。


 皇帝が、家政夫って。


 まるで、オレみたいだな。


 しかし、趣味の悪い部屋だ。


 あちこちに、魔法少女の衣装や小道具が飾られている。


 オマケに、キティさんやらドラえもん師匠の等身大ぬいぐるみまである。


 全く、オレのタワマンそっくりじゃないか。


 髪の毛を乾かしてやると、真は大の字でクイーンサイズのベッドで爆睡し出した。


 ちょっと位、イタズラしてもいいかな。


 ぞうさんパンツに手をかけて、


 「フギャ!ウデッデ、う゛ァー!」


 何の衝撃、雷法術か!


 ぞうさんパンツまで、式神かよ!


 ダメだ、意識を手放しそうだ。


 朝起きたら、希人がドリフの雷様になっていた。


 はっはーん、僕によからぬ事をしでかしたな。


 全く、欲求不満なら言えばいいのに。


 男は、面倒くさい。


 シチュエーションとか、チラリズムとか訳分からないことにこだわる。


 ダンジョン行く前に、ポン刀の手入れしておこう。


 僕は法術師だから、遠距離攻撃が得意だ。


 ただね、性格的に近接戦闘の方が好きなの。


 魔物にも寄るけど、数百程度なら瞬殺出来る。


 人間なんて、あっという間だ。


 僕は、魔物より人間を殺す方が気が楽だ。


 決して、僕が魔物だからじゃない。


 たぶん…。


 「わっ、危ねえな!」


 希人の爆発した頭髪が、僕の素振りで何本かシーツの上に落ちていた。


 「あっ、ごめん。起きたんだ?」


 「あぁ、珍しく早いな。」


 「ワクワク、しちゃって!」


 「そうか、ご飯用意するから準備しておきな。後、舞香も起こして。カミロさんも起きてたら、朝ごはんに誘って。」


 「うん、わかった。」


 「済まんな、私の分まで。」


 カミロさんと一緒に、何故かビリドさんもついてきた。


 いつ、帰ったんだろう?


 目の下が、クマだらけだ。


 カリカリベーコンとスクランブルエッグ、それと野菜サラダ。


 後は、箱パンとモウのミルクだ。


 「美味い!久しぶりに、ちゃんとしたの食べれるよ。希人君、料理上手だね。」


 ビリドさんが、褒めてくれた。


 男に褒められても、ちっとも嬉しくない。


 「希人ね、料理だけじゃなくて何でも出来るんだよ。」


 「真、何でもは言い過ぎだぞ。実際、俺は魔術は使えないぞ。」


 「えっ、希人君魔術使えないの?凄い、オーラだけど。」


 「カミロさんには、見えるんだ。魔力と言うか、法力保有量は多いですね。そのおかげで、耐性は万能ですね。」


 「そっ、希人死なないの。後、僕のエサなの!」


 「非道い!真、あんまりだ!」


 「パーパ、舞香にもエサちょうだい。」


 「ははは、家庭円満だな。希人君、うちの弟もマコのエサだったよ。魔術は使えないが、大陸最強だと思うよ。」


 やはり、そうか。


 あの男も、死ねないんだな。


 マイト君は、気づくかな?


 「ビリドさん、宰相辞めたのにお仕事大変なんですか?」


 「商会は、私が居なくても大丈夫だ。ただ、アキトがね。経験が無いから、大変で。本人も頑張っているし、コルザ様も邪魔にならない程度はやってくれている。ただ、周りが寄ってたかって…。」


 あの性格では、大変だろう。


 「あまり、無理しないでくださいね。」


 「あんたは、ムリが大好きだもんな。」


 「カミロ、非道いよ。来週、アカテの温泉に行こう。丁度、まこちゃんとルアンも行くんだし。後は、希人君頼んだよ。」


 「なっ、それは…。」



 


ドラえもんはポケットが、マジコテの原案なのでお師匠様です。


キティさんは、圧が強いので。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ