第百九十一話 第六回(合同)最上位大会⑦ 団体戦
最上位大会は2日目を迎え、団体戦が始まった。
団体戦は参加領地も増え、八つの領地(団体)がそれぞれのプライドをかけ、熾烈な争いとなることが予想されている。
「さて、昨日はアルテナのお陰で何とか俺たちの面目を保つことができた。
だが、今日はもっと厳しい戦いになると思う。
今回、一番の強敵はゴーマン伯爵だ。みんな、今日も最初から飛ばしていくよ!」
「応っ!」
「はいっ!」
団体戦は、俺も監督として選手たちに交じり競技場の中に居る。
もちろん俺だけではない。
各貴族家の当主たちも、自ら監督として競技場に立っていた。
「ゴウラス騎士団長には申し訳ないが、初戦から仕掛けようと思う。ゲイル、先鋒として頼む!」
「承知っ!」
大歓声の中、第一試合が始まった。
各試合は、Aグループ、Bグループから1組ずつ、2組が同時進行で試合が行われ、決勝戦と三位決定戦だけは個別に行う。
勝負は5人制の勝ち抜き戦で、大将が負けた方が敗退し、勝った方がトーナメントの先へと進む。
そのため、優勝までは3試合を勝ち抜くだけだから、最初から飛ばしても問題ないと考えていた。
<第一試合>
〜Aグループ対戦場〜
ソリス魔境伯 対 王都騎士団選抜
「噂に聞く魔境伯の手並み、今回は拝見……、ん? 今回はゴルド殿やアラル殿は出ないのですかな?」
「はい、今回は掛け値なしで最上位のメンバーを揃えました。初戦から本気で行かせていただきますね。
どうぞよろしくお願いします」
そう言うと、俺は不敵に笑った。
それを受け、シュルツ軍団長だけでなく、観客席最前列に移動し、督戦していたゴウラス騎士団長も明らかに顔色が変わった。
彼らが最上位のメンバーだと勝手に思っていた、ゴルドやアラルが、実際はそうでなないことを初めて知ったからだ。
〜Bグループ対戦場〜
ソリス伯爵 対 ハストブルグ辺境伯
「伯爵、此度は息子に良いところを持っていかれ、些か苦しかろう? じゃが容赦はせんぞ」
「何を仰います。愚息たちだけがソリス家の力の象徴ではございませんぞ。
私の方こそ、遠慮なくいかせてもらいます」
俺は、隣の様子を窺い、辺境伯に対し豪語する父の姿を見て、ちょっとだけ心が痛んだ。
事実、これまでの経緯で優秀な射手は全てテイグーンで囲い込んでおり、父の手元に優秀な射手は少なく、ここ1年で発掘した者たちしか居ないのだから。
新しく編入された領地の領民から、人材を発掘する余裕がまだないであろう父が、個人戦ではむしろ健闘した方だと思っていた。
両者、両会場ともそんな鍔迫り合いのあと、第一試合は始まった。
「んなぁっ! そんな……」
開始早々、常日頃冷静沈着なシュルツ軍団長は、通常なら、まず出すことはないであろう悲鳴を上げた。
早々にゲイルが、たったひとりで5人抜きし、勝負を付けてしまったからだ。
「ぐふっ! ……」
「ふふふ、思惑通りじゃの。やっと雪辱が叶ったの」
片やもう一方では、健闘はしたものの、ハストブルグ辺境伯に敗北した父は小さくなり、前回は最下位だったハストブルグ辺境伯は上機嫌だった。
「父上、相手の中堅まで引っ張り出したのだから、大健闘だと思います。次回はきっと……」
「……」
俺はそう父に言葉を掛けるのが精いっぱいだった。
父はまだうなだれたままだったが……
<第二試合>
〜Aグループ対戦場〜
コーネル子爵 対 ソリス子爵(辺境騎士団選抜)
「叔父上、今回は胸をお借りします」
「こちらこそ、武勇で鳴るダレク卿の配下と戦えて、光栄ですな。いざ、勝負!」
こちらは双方が互いに実力伯仲、そう思っていたようだったが、若干、兄のダレクは少し自信が無さげだったかも知れない。
〜Bグループ対戦場〜
ゴーマン伯爵 対 キリアス子爵
「ゴーマン卿、前回我々は散々でしたからな。
今回は食い下がってみせましょうぞ」
「ウム、我らも全力でお相手いたしまする」
ゴーマン伯爵も不敵に笑いキリアス子爵に対峙した。
その笑いには、確固たる自信があったようで、先鋒から前回の合同大会で活躍した選手を出して来た。
そして、一方は観客たちの予想に反し、一方では大方の予想通り、それぞれの勝負はあっさり決着した。
「ふむ、やはり五人抜きとは行きませんでしたな」
それなりに自信があったのだろう。
勝ったコーネル子爵は、それなりに満足していた。
兄ダレクの陣営も2勝と健闘はしたものの、前回3位であったコーネル子爵に敗北した。
敗北したにも関わらず、父親と比べ彼の表情は爽やかだった。
「やっぱり惨敗かぁ。まだまだ力が足りないなぁ……
今度タクヒールに相談して、優秀な射手をこちらにも回してもらうとするかな?
あれだけ魔法士がいるんだしさ、きっと、一人や二人ぐらいなら……、いいよね?」
不吉な兄の呟きを、もちろん俺は敢えて聞こえていない振りをした。
一方、Bグループでは……
「くっ! まさか……
これ程までとは、む、無念!」
「ム……、予定通りデアルな」
こちらの対戦は、実にあっけなく勝負がついた。
ゴーマン伯爵陣営の5人抜きという形で。
<第三試合>
〜Aグループ対戦場〜
ソリス魔境伯 対 コーネル子爵
「今度は……、リリア、頼むね。
叔父上、最初から全力で行かせてもらいます」
「おおっ! 望むところです。
これは……、あの時のお嬢さんですね?
我々も前回以来、魔境伯の軍を目標に日々訓練を積んで参りました。その成果、ご覧に入れましょう」
そうか、帝国との戦いで、リリアは風魔法士として前線に出て、活躍していた。
コーネル子爵も彼女を知っていて不思議ではない。
〜Bグループ対戦場〜
ハストブルグ辺境伯 対 ゴーマン伯爵
「ゴーマン卿、我らとて前回と同じではない。
本命のソリス伯爵を打ち破った我らの精鋭、前回の雪辱を晴らさせてもらうとするかの」
「うむ、本懐デアル。どうぞ参られよ!」
初戦で勝利した辺境伯は意気揚々として、ゴーマン伯爵に対峙した。
初戦を勝ち抜いた猛者同士、接戦が予想されたが……
2回戦は驚くべきほどにあっさりと勝負がついた。
圧倒的な強さを誇る、二者の完全勝利という形で。
「いやはや、参りました。前回同様に完敗とは……。
我らの目標である魔境伯殿は、まだ遠く先を走られている。それが、つくづく身に染みてございます」
「……、いやはや、またしても完敗じゃの。
まだお主らの配下にはまだ遠く及ばぬか。
其方や魔境伯を見習い、我らも今少し本腰を入れる必要があるということじゃな……」
2組の挑戦者たちは双方とも5連敗で完敗していた。
この時点で決勝カードは確定し、勝者投票券の当たりも決まった。
「きゃぁっー、みなさん、やりましたわっ!
これで、確定ですわね」
「はいっ! フローラお姉さま。
確実とはいえ、この一点賭けには勇気が要りました」
「ああっ! 言葉になりませんわ」
「わ、わたくし、今晩興奮で寝れませんわっ」
「こんなに金貨が……、何を買いましょうか?」
「これが……、自分で稼ぐということですのね?
私、王都に戻ってから、お友達に自慢できますわ」
貴賓席で黄色い歓声が上がっていた。
ユーカさんのお友達の皆さま、自分で稼ぐ……
ある意味正しいですが、ちょっと違うと思います。
お友達には……、自慢しないでください。
そしてこれ以上、お仲間を増やさないでください。
どうか、お願いします。
俺は彼女たちに手を合わせた。
にしても、フローラさま、ユーカさん、クリシア……
各自が内部情報交換しあって、これって、完全なインサイダー取引じゃないですか?
公正な賭け事運営のためにも、誰かに、釘を刺してもらわないといけないなぁ。
でも……、誰が?
……、俺には無理です。
ってか、あれ?
喜びに沸き立つ集団にユーカさんが居ない。彼女も賭け事では人が変わったように夢中になるのに……
競技場に下りて自領の応援かなぁ?
俺はこの時点でちょっと嫌な予感がした。
<三位決定戦>
コーネル子爵 対 ハストブルグ辺境伯
その後、三位決定戦は粛々と行われた。
前回は5勝3敗でコーネル男爵が勝利したが、今回は大将戦までもつれた。
しかも、大将同士は同点で終わり、同時敗退。
このため、双方の領地が同率三位となることが決まった。
<決勝戦>
ソリス魔境伯 対 ゴーマン伯爵
下馬評通りに、決勝戦は前回の再戦となった。
だが俺には分かる。
前回よりもゴーマン伯爵陣営は遥かに強い。
東部辺境戦で団長に直訴し同行してくれた風魔法士、第五回優勝者でクリストフが敵わないかも知れないと評した、優秀な射手が加わり、他にも戦力が充実していることが予想された。
「今回は相当手強いと思う。なので、堅実に行こうと思うけどいいかな?
先鋒はゲイルで、次鋒はリリア、中堅はクリストフでお願い」
そう作戦を告げたとき、思いも寄らぬ人物が声を掛けてきた。
「タクヒールさま、予想通り決勝でお会いしましたね。
先鋒は私が務めることになりました。
どうぞよろしくお願いします」
「はい、こちらこそよろしく……
え?
えええっ?」
そこには初めて見る軍装に身を包んだ、ユーカさんが立っていた。
ってか、お義父、会心の笑みを浮かべてこちらを見ているし……
「あれから私も、ゴーマン領の射的場でたくさん練習しましたの。
テイグーンの皆様と対戦するのを楽しみにして」
どうりで……
俺はちょっと引っかかっていた事に納得した。
団体戦の出場選手は、各領地が事前に選手リストを提出するが、対戦まで選手名など詳細は公表されない。
今回に限り、選手リストを預かっていたクレアは、何故か頑なだった。
『公平性を保つため、タクヒールさまにもお見せできません』
前回は個人戦との2重参加がないよう、確認のためと言って見せてくれていたのに……
今回は不思議に思っていた。
クレア、知っていたな!
だから内緒にしていたんだ……
まぁ、公平性を保つため、正しい運用なんだけどね。
こうして、初戦、ゲイル対ユーカさん、先鋒同士の戦いが始まった。
「……」
そして、俺は衝撃で再び絶句することになった。
というか、ゲイルがまさかの完敗。
彼はショックで、クロスボウを握りしめたまま……、固まって灰になってる。
ユーカさん! 何で……、めっちゃ強いやん!
ゴーマン伯爵、こちらを見て満面の笑みで笑っている。
更に、その笑顔を見た父を始め、辺境伯やキリアス子爵、コーネル子爵は……、完全に固まっている。
「リリア、頼む。勢い付かせるとゴーマン兵は怖い。
なんとか、止めてくれ」
正直言ってリリアは強い。
風魔法士としてもトップクラスだが、射撃の腕もカーリーン、クリストフに次いでうちの最上位だ。
「先ほどの射的を拝見したところ、ユーカさまは相当な技量をお持ちですね。
でもなんとか、頑張ります!」
こう言ってリリアは試合に臨んだ。
試合は両者譲らず、まさに一進一退の状況で白熱した。
いや……、そんな……
リリアのレベルでも一歩も譲らない戦いをしてるユーカさん、貴方もどんだけチートなですか!
ダレク兄さんといい、ユーカさんといい、人望と武芸に秀でた人物が俺の周りに居過ぎな気がする……
だが、リリアも団長が傭兵団に欲しがるほど、相当な実力者であり、メンタル面も相当強い。
互いに譲らず、引き分けの同時敗退となった。
競技場は、決勝戦ならではの白熱した戦いに、大歓声に包まれた。
その中を進み出た、ゴーマン領の次鋒は、領民出身と思える若い女性だった。
いやいや、人のこと言えませんが、個人戦といい団体戦といい、女性の活躍が凄過ぎませんか?
「クリストフ、頼む。
恐らく向こうには、まだ強敵と思える選手が最低二人はいる筈だ。
何とか勢いを、止めてくれ」
「承知しました。
ご安心ください。私の後ろにも、まだ強者が2人います。負けやしませんよ」
そう言ってクリストフは笑うと、ゴーマン伯爵陣営の次鋒、中堅を連続して破った。
だが、決して楽勝だった訳ではない。
彼女たちも善戦し、ウチ以外なら一人で全勝するのではないだろうか?
そう思えるくらい強かった。
そして、クリストフが次に戦うのは、ゴーマン伯爵陣営副将、前回の合同大会では連戦疲れでゲイルに惜敗したものの、実際には相当な実力者だ。
そして今回はギリギリの戦いを2回勝ち抜いた、クリストフの方が精神的に消耗している。
結果、両者ミスの全くない緊迫した射的が続き、2人はノーミスで引き分け。
同時敗退になった。
決勝戦の緊迫した戦いは、既に勝者投票の結果が出ていたにも関わらず、会場全体が大いに盛り上がり、大歓声と拍手の連続だった。
「カーリーン、あと一人だ。
肩の力を抜いて、いつも通りやれば大丈夫。
せっかくの大会だ、楽しんで行こう!」
カーリーンの番になって、俺は気付いた。
これまで勝敗に拘るあまり、仲間に余計なプレッシャーを掛けていたのではないか?
「ゴーマン伯爵は流石だね。ユーカさんの御父上だけのことはある。
それともユーカさんの影響かな?
戦いで頼もしい味方が増えただけのことだし、ここからは勝敗を気にせず、楽しんでいこう!」
「はいっ! 楽しんできます」
思い詰めていたカーリーンの顔も明るくなった。
改めて俺は反省すると、最後のひとりに話しかけた。
「カーリーンのことだから、万が一のことはないと思うけど……
準備だけはしててね。勝敗を気にせず、楽しんでくること。これを忘れずにね」
そう言って、大将として勝負の推移を見守る彼女に微笑みかけた。
カーリーンの対戦相手は、俺も見知っている前回大会の個人戦優勝者だ。
互いに最高レベルの技量を披露し、両者ミスのない完璧な射的が続いた。
最後の一射……
こうして第六回合同最上位大会、団体戦は幕を閉じた。
ソリス魔境伯陣営副将、ゴーマン伯爵陣営大将の引き分け、同時敗退によるソリス魔境伯の勝利で。
「ゴーマン伯爵、今回は本当に危なかったです。
たった3年でここまで陣容を整えて来られたとは、本当に驚きました」
「いやいや、今回も魔境伯には勝てなんだわ。流石私が見込んだ者だけのことはあるな。
だが……、次回は大将戦で雌雄を決するとしたいな」
2人の握手する様子を見て、観客一同は立ち上がり、惜しみない拍手と称賛の歓声を送った。
そしてなかなか鳴りやまない拍手が静まったころ、思いも寄らぬアナウンスが流れた。
「魔境伯、ゴーマン伯爵の対戦、お見事でした。
今回は魔境伯の勝利が確定いたしましたが、せっかく陛下がご臨席いただいている大会です。
この大会を締めくくる、両陣営の大将同士の対戦を、陛下に奉じるのはどうでしょうか?」
ってか……、ダレク兄さん。
何を勝手に段取り変えてるんですか!
自分が知らないウチの大将の実力、見たいだけでしょうが……
ゴーマン伯爵もニヤニヤ笑っている。
……、分かりました。
「アウラ、せっかくのご所望だし、得意の弓の腕前、奮ってくれるかな?」
「はい! 勿論です。カーリーンさんとの対戦を見てて、自分も参加したいと思っていましたから」
「うん、じゃあ思いっきりやっちゃって!」
こうして、先ほどまでの団体戦より、更に難易度を上げた目標を配置し、エキビジョンマッチを開催した。
恐らく、兄以外にも大将席に座り、深くかぶったベールで顔を隠した女性が気になっていた者は沢山いたことだろう。
そしてアウラは、俺の指示通りベールを外すことなく、大将として対戦の場に進んだ。
大歓声のなか始まったこの対戦は、見るものを圧倒した。
カーリーンを苦戦させた、ゴーマン伯爵陣営の大将を遥かに凌ぐ、アウラの圧倒的な力で。
彼女はイストリア皇王国全体でも弓の腕前は最上位の実力者であり、15歳にして『神業の弓使い』と言われたほどの腕前を持っている。
その力は、弓がクロスボウに代わっても、全く遜色がなかった。
テイグーンに移住してのち、クリストフやカーリーンと切磋琢磨し、あっという間に2人を追い抜いた。
弓が本場の国で幼少より腕を磨き、トップとして君臨していたのだから、当然といえば当然だけど……
「なっ! 何でアルか?
こ、これ程までとは……」
ゴーマン伯爵も、大将として対戦した者も、目を丸くして驚いていた。
「いや、上には上がいるものですね。
辺境騎士団支部の一員として、テイグーンに駐留する楽しみが増えました。今後もどうぞよろしく」
ゴーマン伯爵陣営の大将は、対戦後に笑顔でアウラに握手を求めていた。
「いや愉快! 愉快!
相変わらず其方は、おっと失礼、魔境伯はいつも、儂の想像の斜め上を行かれる。
それが愉快でたまらんわ」
その頃には驚きから称賛モードに変わった、ゴーマン伯爵はそう言って大いに笑っていた。
他の団体戦参加者は……
皆、空いた口が塞がらない様子だったが……
もしかして半分は、ゴーマン伯爵が心地よさげに笑っている姿に、開いた口が塞がらなかったのかも知れないが。
「見事っ! 誠に見事である!
優勝者に相応しい戦い、そしてこれまでの各陣営の戦いぶりも見事であった。
王国内で他の貴族家の範としたいと思えるほどにな」
国王陛下も大いに満足されていた。
それにしても兄さん、いつの間にかシャノンに話を付けて、音魔法で拡声して提案するなんて……
もしかして、最初から狙っていたんですか?
第六回合同最上位大会結果
優勝 ソリス魔境伯
二位 ゴーマン伯爵
三位 ハストブルグ辺境伯
三位 コーネル子爵
それぞれの上位入賞チーム参加者には、個人戦と同様に国王陛下から特別報酬が下賜されたのは言うまでもない。
こうして無事、最上位大会は幕を閉じた。
最後にレベルの差を思い知り、相当青ざめていた、ゴウラス騎士団長や各軍団長、今後の挽回に焦るソリス伯爵を除き、参加者も大いに楽しんでいたようだ。
後は……、最後の晩餐会!
これを乗り切れば、この先、領地経営に専念できる。
俺は自身を叱咤した。
ご覧いただきありがとうございます。
次回は【最上位大会⑧ 晩餐会】を投稿予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
※※※お礼※※※
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