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ある日、父が死んだ  作者: みゆたろ
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9-4

「ーーまた来るね」

眠っている母に、そう言って僕は病院を後にする。


家までの道中。

これまでの僕の毎日が呼び起こされる。

母が倒れ、父の死の真相は利用されるだけだったし、そして僕はーー。

僕がこれからしようとしてる事はーー。


家に帰ると、母が入院してから常に敷きっぱなしの布団が待っている。

もしかしたら、そろそろ干した方が良いのかもしれないが、そんな事、僕にはどーでもいい。


そのまま僕は布団に転がった。


これからの計画を練るには、十分な時間があったはずだ。着実に準備は出来ているーーもう実行にうつすだけだ。


その夜。

僕は久しぶりに夢を見た。

忘れたくても忘れられない。あの悲しい夢をーー。


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