2. 突然危険な目に合うことってあるよね。
(夜なのに暑すぎるだろ…。でもこんな日に飲むチューハイが美味いんだよなぁ。)
そんなどうでもいいことを思いながら徒歩5分程のコンビニにむかっていた。
すると、田んぼしかないような誰もいない田舎道に、エンジンを吹かすようでもあり、ガラスを引っ掻くような聞くに堪えない音が急に聞こえてきた。
(なんだこの音!うるさすぎる!)
脳を破壊するような音を我慢することができず、その場で倒れこんだ。
「 邪魔だーーーーッ!!どけーーーーーッ!!」
そんな粗野な声が聞こえてきたと思ったら、装甲車のようなものがそのままこちらに飛びこんできた。
(え、まじかよ…)
こんなことしか思うことができず。俺の人生は幕を閉じた…
かに思えたが、路上で目が覚めた。
もう朝日がまぶしい時間帯か、目を思わず細めてしまう。
なんだかわからないがお酒を買いに行った後、家でしこたま飲んだのだろう。それで泥酔してまたお酒を買いに来たんだ。そして、そのままコンビニにたどり着けず寝てしまったのか、そう思い身を起すと、辺り一面には血が飛び散っている。さらに自分の腕のようなもの、足のようなものが落ちているではないか。しかし、自分は全く怪我をしているようにも思えない。服がめちゃくちゃに破けていること以外は…
「え…?どういうこと…?」
この朝から俺の人生はとんでもない方向へと向かうのであった。
面白いな。続きを読みたいなと思った方は高評価お願いします!