10年後
100000PV達成しました。最後の最後で凄い数字が出てしまいました。
今回でラストです。読んで下さったたくさんの方々、本当にありがとうございました。
あっというまに10年もの歳月が流れた。本当にあっというまだった。生命神の仕事も、随分慣れてきたと思う。
私的に、やっと余裕が出て来た。生命神を信仰してくれる人も増えた。ので、約束通りに会いに行ってみようと思う。
シルキーは変わらず、家を守ってくれている。ので魔力をたっぷりとあげる。キスはまだ慣れないけどね。
横の畑には、お母さんとアクアがいた。
「!ルーナ、なの?!」
「そうだよ?遅くなってごめんね」
「…変わらないわね」
ちょっと微妙な表情を浮かべる。
「お母さんも変わらず綺麗だよ」
「あら、ありがとう。あーちゃんは、大きくなったでしょう?」
「そうだね。私より大きい」
「私、姉さんの記憶はないんです。でも、たくさんの人から話しを聞いていて、だから初めて会った気がしないんです」
お父さんたちは冒険に出ているので、また来る事にして、ボルドーの屋敷へ行く。
父様は既に引退して、今の当主は兄様だ。姉様はお嫁に行ってしまい、マティス兄さんは、騎士になった。アシル叔父さんと、国の平和を守っているのだろう。
バートとリリーは、何故か結婚した。まあ、リリー位気の強い女性の方が、バートには合っていると思う。
変わらない私の姿は、やっぱり奇異に写るのかな?
少しだけお父さんとお兄ちゃんに会うのが怖くなってしまった。
夜になって帰って来たお父さんたちが私の姿を見て、目を丸くする。
まあ、そういうものだから仕方ない。
お父さんが、私をひょいっと抱っこした。
「本当に懐かしい。そして立派になったな」
「夕ご飯にしようか。ルーナも食べるでしょう?」
「ごめんね、いらない。食欲ないから」
「!え…ルーナ、熱でもあるの?」
「ルーナがご飯をいらないなんて…」
「ちょっと待ってよ!どんだけ私、食いしん坊キャラなの?単に、必要がないだけだし」
「そっか、神様だものね」
「別に全然食べられない訳じゃないんだけどね」
「あらそうなの?デザートのプリンは?」
「食べる!」
10年振りの我が家は、暖かい空気に包まれた。
新連載開始しました。
スマホで異世界再生?ポイントゲットで楽々でした。
よろしくお願いします。
ハイファンタジーにしましたが、実は違いが良く分かっていません。




