第85話 あれっ何でか涙が出ちゃう
あれから再びヘロヘロになるほど戦わされた挙句、帰りは気球に詰め込まれ師匠の運転?で帰宅。
師匠?あれからずっと笑ってご機嫌だったよ、イベントが始まる前に私達が終わりそうなんだけど。
宿の部屋に放り込まれた後、このままこの場所にいるとずっと訓練させられるのではないかと戦々恐々としてるんですが。
唯一ついていけたプリンでさえ、今は大福の様に溶けて?崩れて?たからね。
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数日後、イベント前日。
まだ天族の集落にいます。
あれから長老や天族のご年配の方々に引き留められて留まってます。
いや、長老達の顔がね、引きつってたんだよ、行かないでって顔で。
私が来るまでの師匠の被害者だったのが丸わかりだったよ、子供もいるけど流石にスパルタ教育は早すぎる年齢みたいだから回避してるみたいだけど、実年齢は私より上だよね君達。
天族も長命種族でエルフくらい長生きだそうで、200歳で成人で身体の成長は止まり、後は緩やかに年を取るんだって、だから150くらいの身長だと80〜100歳くらいなんだけど…私16なんだけど、この場合どうなるの?
確認したら旅人は年齢は戦力扱いされるそうな、まあ異世界からの助っ人設定ですもんね、世知辛い。
そんなこんながありつつイベント前日になったんだけど、あれから一度もイベントによる通知がなかったんだよね。
公式ホームページでもcomingsoonってなったままだから、当日まで秘密なんだろうか?
ただコレ嫌な予感がする、β時代の虫事件の時もこんな感じだったんだよこれが。
掲示板を確認しても私と同じ様に感じてるβ勢がいるみたいだし、明日は様子見した方が良さそうだ。
久しぶりに師匠の訓練がない休日だから今日はのんびりしたいしね、あれ?なんか涙が出てくるよ。
外を散歩してるといろんな天族からお菓子とかいろいろ貰ったんだけど、師匠の被害者がたくさんいることが発覚したよ。
いや、悪い人ではないんだけどある意味問題児な感じで。
うん、みんなの同情の視線が凄いねコレ、何をやらかしてこんな感じになったのか聞きたい様な聞きたくない様な…。
コハク達にはアレーナ町で買ったお気に入りのお菓子をあげたりしてモチベーションをアップさせたりしつつイベント当日を迎えることになった。
今更ながら様子見をして正解だったと思うよ本当に。




