第81話 頼んだシロモノが大惨事な予感
ハガネさんに頼んでいた物がついに完成したので呼び出されたから工房へ。
出来た商品は〝透明マント〟〝迷彩バンクル〟〝幻影スカーフ〟
何か字面的にお高そうな凄い物になってた。
効果はそれぞれで、マントは私の背中の羽根部分を人族の様に膨らんでないように見える仕様だそうで、すっかり自分の事を忘れてたから驚いてしまった。
フードは無いから顔は隠せないけど、今着てるものと違和感はない。
防御力もなかなか高いから今使っているローブと比べてもいい感じだね。
迷彩バンクルはユウヒ用かな、装備すると身体全体が周りの色と同じ保護色になるので目立たなくなるのは確かだ、でも誰かにぶつかったりすることもあるのが難点だし、壊れやすいのでフィールドに出たら外すこと、特にバトル時には使用しないほうがいいらしい。
スカーフは私もユウヒにも使える、光の屈折を利用したもので日中は蜃気楼で装備者の姿が見えなくなる、但し近づいた距離によってはバレるし夜や暗い場所では使えないデメリットがある。
これら3点は犯罪に利用されかねないので、冒険者ギルドに使用することを報告をすること、商人ギルドに商品を登録しておくけれど買える人は制限させるため使っているとバレると何かと絡まれる可能性があることを説明された。
まあ、そうだよねそんな便利な物があれば使いたくなる人はそれなりに出るだろうし、旅人なら判定があるからいいけど裏稼業の住人が買う可能性があるもんね。
私1人が持っているよりも、他の人が手に入れることによって分散できるなら有りだね。
ハガネさんに了承を伝え、テスターとして格安で手に入れることが出来た。
何か不便な所が出たら連絡をすることにはなったけど、相談できる友人が1人増えたのはいい事だよね。
言われた通りに冒険者ギルドの職員さんに話をすると、お偉いさんが出できて詳しい話をさせられたのは誤算だったけどね。
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話し合いの結果、所有証明書が発行されることになった。
商人ギルドとハガネさんと話し合いをするそうなので工房の場所を教えた。
ハガネさん何かすみませんお手数をおかけします。
さっそく宿に戻って試着をしてみた、羽根の盛り具合がなくなるとスッキリするのがいいね、まあ触るとあるのが分かるから気を付けないといけないけど。
コハクもバンクルを使ってみると、居ると分かってたら違和感を感じる迷彩だけど知らなければいるかどうかあまり分からない感じかな。
スカーフは今いる部屋だと近いから後でフィールドで試してみよう。
取り敢えず物も揃ったから、天族の集落に行こう!




