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第80話 久しぶりに


 掲示板から次に行く場所の情報収集を終わらせてから、しばらくログアウトした後、諸々済ませて再ログイン。


 これからの予定をどうするか、ハガネさんの商品待ちだし、第2回イベントは品物を手に入れてからでも十分間に合う。

 …でも別にこの町でイベントやらなくてもいいみたいだし、何処か人が少ない所で参加出来ないかな。


 う〜んと悩んでいると、私の足にコハクがしがみついてきたので何事かと見てみると、何やら羽根をパタパタさせるリアクションをしてくれるのだが何がやりたいのかわからない。

 プリンとユウヒもキョトンとした顔をしてコハクを眺めている内に、何となく言いたいことが分かった。


 「もしかして天族の集落に行きたいとか?」

 「キュキュ〜!」


 どうやら正解だったみたい。

 確かにあれから一度も戻ってないし、あの時はコハクだけだったからプリン達を師匠達に紹介してもいいし、あそこなら旅人も居なさそう。


 ハガネさんとの取り引きが終わったら転移陣で行ってみようかな。


 あれっ、そう言えばあの集落というか町と言うべきか悩むあの場所の名前って聞いたっけ?


ーーー


 慌てて冒険者ギルドで確認したら〝天族の集落〟って名前が行き先に載ってたよ、行けないかと思って焦っていた所を職員さんに見られて笑われてしまった。


 それにしても、今更気付いたけどレア種族関係の場所には種族の名前しかないんだと改めて思った。

 小人族の隠れ里に転移した時に気付いてなかったので改めて反省したよ。

 初めての転移でワクワクしてたから注意力が散漫になってたみたい。

 コハク達を驚かせちゃったし、宿に戻ったら謝らないとね。


 宿に帰ろうとギルドの扉に近づいた時、いきなり後ろからドカッという音と「うわっ」と言う声がして振り返ると狼獣人男性の旅人がうつ伏せで倒れていて、その周りをパーティの仲間?の旅人が冷たい目をして囲んで倒れた旅人と言い争っていた。

 その内の1人が振り返った私に気がついてにっこり笑顔で私を出口に行くように促してきたのでそのままギルドから出ることにした。

 あれはいったい何だったんだろう、鞄にいたプリンも反応してたし。

 …まあ、特に被害があった訳じゃないから気にしないでいよう、もしかしたらその後の事は掲示板に載るかもしれないしね。


 あれから商店街に行って食料など必要な物を買ったりしながらこれからの事を考えた。

要らぬストーカーは善良なる隠れ天使ファンによって排除されました

あんな奴と仲間?同じにしないで欲しい


※ソラちゃんはファンのことを勿論知りませんよ

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