第65話 新たな謎?
新たなことが分かりました、勇者の話が何処にもありません。
正確には、オープニングで見た勇者達の話しか掲示板に載ってません。
これは明らかに規制が入ってる。
私が図書館で見つけたような勇者の話が検証班に見付かってないとかありえないでしょ、それに創造神の像に祈りをした旅人が出てるのに壁画の勇者のことがでないのも不自然。
像の話は出来るのに勇者の話が出来ないのは何でだろう?
メインストーリーは地図の話、サブとして勇者の話のはずなのに。
まあ今の段階で考えても意味はないかも、それならアレーナに行って確かめてからでもいいかもしれない。
それに掲示板に書き込み出来ないのはある意味私的には助かるしね、情報流して情報通りにしてもイベントが起きなくて嘘扱いされたくないし。
掲示板に書かれたことが全て本当の事とは限らないんだよ、いくら脳波などを調べても本人が本当だと思っていた場合でも書き込みができたりするから、たまに間違った情報が流れたりするのだ。
他の人が検証して初めて確定するから鵜呑みにすることは出来ない、でも一度しか発生しないイベントもあるから判断がつかない場合もあるんだよね~。
私の情報も誰かが検証しないと確定出来ないんだけど情報規制されてるならそれも無理だろう、直接話したりリアルで情報を交換できるかもしれないけど、規制されてることをバラすと何かしらペナルティが発生するかもしれないからね、私にそこまでする義理はないから。
それの話はもういいとして、アレーナに行くとしたら何処から行くのがいいんだろうね。
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足りないものを買い足した後、冒険者ギルドに行き転移陣を利用して小人族の隠れ里にある広場に到着。
見渡した所、旅人の姿は見えない。
この場所はそんなに広くないので見渡すだけで全体確認できる代わりに旅人だと流石にサイズの問題で目立つ。
「おや、あの時の天族の方ではないですか。お元気そうでなによりです。」
「お久しぶりです、シルファさん。」
様子を伺いに来た小人族が話しかけてきたので挨拶を返す。
「あの後、無事にあの子に貰った琥珀を加工して髪留めにしましたよ。」
「おぉ今着けていらっしゃるのがあの時の、それはそれはあの子も喜びますね。」
お互いに和やかに会話を楽しんだ後、近況を教えて貰えた。
私以外の他種族は来ていないらしく、つい30分程前に小人族の旅人が戻って来てまた慌ただしく旅立ったことが分かった、ナイスニアミス。
また戻って来るかもしれないしさっさと迷いの森を抜けて分かれ道からアレーナ町に行こう。




