第50話 戦闘=妖術×物理
外に出たあと、最初はコハクとプリンに戦ってもらって経験値を稼ぐ。
レベル差があるから入りは悪いけど塵は積もればなんとやらで、ある程度上げてからになる。
こう言う時に転移が使えれば初心者向けの場所でレベル上げが出来るんだけど、今だ見付かっていない。
情報は少し出てるみたいでその関係で攻略組と考察班が揃って何処かの森で発覚された古代遺跡の様な所を攻略中らしい。
無事発見してくれることを祈るよ。
ユウヒを含めて戦ってみたところ、妖術の火や氷属性で攻撃力や防御力を上げて物理と妖術の合体攻撃や防御を固めて仲間をガードを行うのが基本の戦闘で、体力が少なくなると変化をして隠れたり逃げたりすると言うことが分かった。
変化出来るものは見たことがある有機物や生物だけで、基本的に効果は3分間で一度使うと10分間クールタイムが入るし、自分より大きいものは1分間しか変化出来なかったりするデメリットがある。
見かけだけでなく性能も本物そっくりになれるのはメリットかな。
妖術の方は火は少し開けた場所で見せてもらったけど身体に火を纏わせて攻撃力を上げて転がるスキルを使って前転しながらの体当りで的代わりに置いた50センチくらいの岩を粉砕したからね、ついでに火の効果もあって地面が焦げたりしたからジャングルでは封印して氷の方をメインにすることにしたよ。
まだ氷の方が被害はマシだったよ、こっちはを氷を身体に纏わせて転がるんだけどトゲが生えたからねコレ、辺り穴ボコになったよ。
防御力も上がってるから凶悪なような気がしないでもないけどさ⋯⋯⋯大丈夫大丈夫きっと。
後は私達の連携を詰めるだけだねー。
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無事に戦闘訓練?を終えて冒険者ギルドに換金しに行き、宿のご飯が以外に美味しかったのでホクホクしながらベッドに座ってそれぞれ好きな場所に移動するコハク達を眺め、ふと気になったことがあった。
ユウヒの肉球って柔らかいのかな?
コハクには無いし、プリンはあくまでラビラビもどきだからない。
ならユウヒならばあるだろうと早速呼んで手を見せてもらった。
ちなみに部屋は土足だけど入る前に必ずクリーンしてるし、部屋は掃除してくれてキレイになってるから問題はないよ、それにプリンがいろいろ掃除してくれてるしね。
なおユウヒの肉球は黒色でぷにぷにしていたことを報告させて頂きます。




