第36話 砂漠地帯
バイソンから逃げ回ってはいたけれど進む方向は間違えないようにしていたから、そのまま東へと移動して行くと途中から風に砂が混じるようになり、だんだんと足場が砂に変わって来た。
所々サボテンが生えていて当たり一面砂だらけになった、砂丘も見えるし視界は今のところ良好。
砂嵐とか砂地獄に注意しないといけないし、気温差もあるようで昼間は暑いし、夜は寒いから服装や脱水症状に気をつけないと。
こういう所はリアルと同じ感じなんだよねこのゲーム。
砂漠を進むなら夜がいいらしいので、今は夕方くらいだから取り敢えずテントを張りその周りに町で購入したモンスター避けの薬を撒く、これの効果は2時間モンスターを寄せ付けないものだけど、見られていたりボスの様に強いモンスターには効かないのはお約束かな。
リスポーン位置を変更してから耐寒ようにローブを羽織り食事をする。
食事は食べるものによってバブがつくものもあり、今食べているのは町で購入したポトフ、効果は耐寒が6時間つくものだ。
コハク達は鞄の中に入っていて貰う、中は耐熱・耐寒バッチリだから、3匹はやはり狭いのかみっちり詰まっているみたいだけどプリンはスライム?だから柔軟性があるし大丈夫だよね。
シマエナガを無事に目的地に届けるのが最優先だから道中は出来るだけモンスターは避けて行くし、空から探した方が早いだろうからとスキルの暗視を習得して良かったよ。
暗視は比較的習得しやすい、何せ夜にフィールドに出てバトルを繰り返していると必ず習得できるから。
β時代にバトルジャンキーが見つけたんだよコレ。
夜は視界が悪く相手が夜行性だと強くなるし、寝ないとデバフが付くから夜は寝るのを進められたんだけど無視して日がな一日フィールドで戦っていたヤツがいてね、暗視のスキルが出た時も見えやすくなってラッキーとばかりに朝まで戦って結局ぶっ倒れて友人に激怒されたヤツが発見者。
報告したのはもちろん友人だったらしいけどね、今回もいるのだろうかあの人達。
話が逸れたから戻すけど、夜になったら東方面に低めに飛んでオアシスまたは集落があるか調査しながら進んで行くということで。
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砂漠地帯で出没するモンスターを掻い潜り、探すこと約4時間。
偶に休憩を挟みつつ何とかオアシスらしきものを発見した。
草花に囲まれていて、その少し離れた場所にモンゴルの人が使っているゲルの様なものがたくさんある。
篝火が焚いてあるしリザードマンらしき人?も見えるけど、まだ暗いからこのまま向かうと迷惑だろうしオアシスを挟んだ反対側にテントを立てて朝まで休憩することにした。
シマエナガに確認したところ、ここのオアシスが目的地らしいけど朝まで休憩したいようだったので保留。
4時間探索は久々に疲れたから本格的にログアウトして休憩しますかね。




