第33話 次の場所へ行こう
何故勇者の様な加護持ちでないと倒せないのかというと魔王から溢れ出している負の思念は加護がないと、相手の心を蝕みモンスター化してしまうか廃人になってしまう為、加護持ちが討伐するようだ。
私達は異世界の加護持ちだけど有効なのだろうか?
まあその魔王も今はいないし、次に生まれるのは何十年後かになるはず⋯⋯⋯
いや待って、この世界の住人って地図が分からないない状況なら魔力素溜まりがある場所忘れてるんじゃないだろうか?
新しい魔王が誕生するかもしれないフラグ!?
魔王が忘却の呪いを使ったのはこの為なのかな、今この世界の神は弱体中で加護を持つ勇者を出すことは出来ないだろうし、これって結構マズい状況では?
ただの杞憂であってほしい、取り敢えず道中で魔力素溜まりがあったら潰そう。
私達の旅ライフを邪魔するなら滅するのみだ。
それにしても、あの天使見たいな石像は何だったんだろう?
まさか天族の象だったりする?
天族に何か特殊な設定あったりしないよね、始まりの場所ではそんな話聞いてないよ。
いや、フラグが立って無かったとか使命があったけど呪いで忘れてたりする?
⋯⋯⋯これ以上考えるのはやめよう、楽しめなくなりそうだから。
ーーー
そんなこんなで一旦落ち着くまで掲示板を見たり、こっそり防具屋に行って装備を替えたりしてました、はい。
今までの私の服装は師匠から貰った軽い弓術士革鎧装備だったけど、新たに軽い弓術士用鉄鎧に変更し、頭にはあの時貰った琥珀が付いた髪留めで効果は防御と魔防が+5、胸には羽根のブローチを装備している。
町を歩く際に使う大きめのローブも買っているから、これで目立たないだろう。
武器の弓や矢、槍は町の中では邪魔になるからストレージに入れてるし、護身用にナイフを腰に差しているから問題なし。
魔弓術なら手ぶらでも使えるけど魔法が効かないモンスターと戦う場合とかあったほうがいいし、魔力ポーションも安くないしね。
それにしてもいろんな種族の旅人が来るようになったな〜、人族はもちろんエルフやドワーフもいる。
掲示板ではまだお祭り状態でこの国に来た人がたくさんいるのを知ってるし、いろんなサブイベントが報告されてきているから、私もそろそろ違う場所へ行こう、この場所でのことは他の人達に任せて旅を続けようか。
次の目的地は勇者の後を追うカタチで行く。
北の山を目印にして東方面に進んで行くとサバンナの様な場所があり、そこを抜けると砂漠に出るらしい。
砂漠にはオアシスがあり、その近くにはリザードマンが住んでいる集落があるのだと図書館の司書さんや商人のおじさんに教えて貰った。
リザードマンはレア種族なのだが、オアシスの移動すると集落も移動する為、モンスター避けの結界はあるけど隠蔽されていないから通行証はいらないんだって。
でも、オアシスの移動ってなに?
どうやら砂漠の地下深くにには水脈がある場所があって、突然地表に水が湧き出て泉になりその周りに草花が生えオアシスになるんだけど一時的なもので、1週間ほどすると枯れてしまうとか、そしてまた別の場所にオアシスが出来るらしいって図書館の本で調べたよ。
でも移動するってことはその集落でリスポーン出来ないよね、下手すると集落がなくなっていて復活してすぐにモンスターに囲まれたりしそう。
安全にリスポーンできる場所があるのだろうか?
まあ何とかなるよう期待しつつ準備を整えいざ出発だ!
あくまでオアシスの設定はゲームだけのことです。




