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第27話 イベントを他所に


 今日から第1回公式イベントの始まりだ。


 参加人数が多いので始めはブロックに分けての集団戦、勝ち残った人がトーナメントに進出して優勝者を決めるようだ。


 掲示板のスレに早速現場実況をする人がいるから、いろんな話が聞けて面白い。


 イベント会場は古代ローマのコロッセオモチーフで、会場の外はお祭りで見るような屋台がたくさん出ているんだとか。

 その屋台はこの世界の料理からリアルの料理があるんだって。

 ちょっと心揺さぶられたけど、グッと我慢してスレを見る。 

 種族もたくさんいるようで、何故か棺桶があったりとまるでハロウィンみたいで、私が行っても目立たないかもね。

 今はまだ参加や観覧する勇気が出ないけど、いつか行けたらいいな。


 まぁ後は優勝が決まるまでスレを見るつもりはないから、私のやりたいことをしましょうか。




 冒険者ギルドには行ったし、その後は商店街とか鍛冶屋などを見に行って、それからテイムモンスター専門店に行ったりと満喫していた。


 今日は牧場があると聞いたのでそこへ行ってみようかな。

 

ーーー


 国の城壁の外にその牧場はあった。

 始めは周辺のモンスターや盗賊などに襲われるんじゃないかと思ったけど牧場の入り口を見た瞬間、襲った方が大惨事になると考えを改めた。


「あの〜、牧場の見学と農産物を買いにきたのですが牧場主さんはいらっしゃいますか?」


 入り口にいたその子に確認してみると、私の方へ頷き手に持っていたベルを鳴らした。


「は〜い、どうしましたか〜」


 奥からふわふわした感じのオーバーオールで麦わら帽子をかぶった女性が出てきた。


 「牧場見学と農産物を買いに来たのですが、大丈夫でしょうか?」

 「そうなんですね〜大丈夫ですよ~ご案内しますね〜、私は牧場主のサロン、そのベルを鳴らしてくれた子はミノタウロスのミーちゃんです。」

 「ボゥ」


 そうベルを鳴らしてくれたのは、あの有名なミノタウロスでした。

 牛頭人身の姿をしていて、迷宮に住んでいると言われているモンスター。武器である両手斧を振り回し圧倒的なパワーで相手を粉砕してくるのでβ時代の最後の方で登場した時は、結局誰も倒せないまま終わった最強格のモンスターである。

 そんなミノタウロスが牧場の入り口に居たら誰も悪さ出来ないよ、恐らくその子をテイムしているサロンさんも含めてね。

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