第169話 扱いがヒドイんじゃない?
「ピューイ!」
「ピューピュー!」
うん、なんだコレ。
私達が目撃した光景は、夕日が沈んでいくのを背景にイルカモンスらしき2頭が何か使ってキャッチボール?を楽しんでいる光景。
思わず観察しているとコチラに気付いたのかそのボール?を投擲してきたのですかさずキャッチした。
イルカ達はそれで満足したのか速やかに撤収していったのだけど、あの〜これはどうしたらいいの?
ーーー
さっきの出来事で時間がかかったので慌てて休憩予定の場所まで移動してテント設置からの野営準備を急いで行って、今はテントの中でみんなでまったりタイム中。
そして改めてさっきGETした物体を確認。
“海獣のたまご”
海に生息する海獣のいずれかのモンスターが生まれるたまご、略して海モンガチャ。
誰だこの説明分書いたの、開発ですか?
よりによってあのイルカ?がたまごをキャッチボールにして投げてくるとか、もし受け止められてなかったら大惨事では?
たまごの大きさはだいたいソフトボールくらいで綺麗な球型、色は黒。
う〜ん、シエルのお陰で指示は問題ないし、後一体ぐらいは連れていけそうだけど海獣なら水がないとダメでは?
テイマーギルドに売ることも出来るタイプみたいだけど、こんな変わったイベントで手に入ったなら自分で育ててみたいし、売るのは無しで。
育てるにしても、いれいろ準備が必要だよね。
水に対応する従魔鞄に、陸上で活動するために必要な物があればいいんだけど、それにテイマーギルドって海のモンスターって預けられるのかな?
ユエの時にお世話になった所にそれっぽい場所を見なかったような気がして、ただのゲームなら気にせず預けられるんだろうけどC・W・Tは開発がアレだから不安なんだよ。
取り敢えず掲示板を確認してからテイマーギルドに行ってみよう………まあ、朝になってからだけど。
ーーー
掲示板で確認してみると身体のサイズによって扱いがかわるみたい。
小型なら持ち歩ける水性モンスター用従魔鞄に入れて鞄から頭などを出して援護するパターンや、中型で陸水いけるタイプならある程度連れ歩くのも可能だけど、度々水浴びが必須なパターン。
後大型だったりするとテイマーギルドに預けるか巨体や大型専用のアイテムを購入して海や湖で活動するかになるらしい。
アイテムの仕様としては特殊な製法の透明瓶に従魔を入れて海なんかで中身を出し入れしたりする持ち運びしかできないタイプのアイテムだとか。
物はテイマーギルドに置いているからいいとして、海由来のモンスターを預けられるテイマーギルドがあまりないのが問題なんだけど?




