表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
139/163

第121話 本気(正気)ですか?


 頭を抱えて唸っている私です。


 入り口付近で隠蔽装備する筈が忘れてたよ、荷物の事ばかり気にしてたから。


 う〜ん、衛兵さんが来たら説明して口止めしておかないと。


 旅人の天族なんて目立つに決まってるし、隠蔽してても衛兵さんから話しを聞かれたらバレる。


 掲示板を確認すると、今の所この国の衛兵が騒ぎになってる事は書かれてたけど原因は掴めてないみたい。


 ほっとしつつも油断してはいけない、これから事情聴取されるならここから移動するだろうし、その道中衛兵さんに連れて移動したら明らかに注目されてしまう。

 隠蔽してもその姿を覚えられたら意味がないよね?


 どうしようと悩んでいると部屋をノックする音が。


 「お客様、衛兵の方がいらっしゃいましたよ。」

 「…はい、わかりました今行きます。」


 ため息をつきたくなるのを抑えつつ、念の為プリンとシエルだけ鞄に入れてから部屋を出た。


 念の為ただのローブを着てフードを被ったけど隠蔽装備はしないようにした、次外を歩く時に隠蔽すれば背中の膨らみが見えないから目立たなくなるだろうからね。


 宿の入り口で待っていたのは門番をしていたドワーフさんだったけど、門にいた時と服装が違うぞ?


 「すみません今から事情聴取の為、場所の移動をお願いしてもよろしいですか?」

 「かまいませんが、案内は門番さんが?」

 「あっ、そうです。

 自分はカーネルと言いまして、普段は門番勤務をしていますが、今回の件で旅人様と顔見知りと言うことで案内役を頼まれました。」

 「えっーと、服装が変わってるみたいなんですが何かありましたか?」

 「犯人では無いのに連れて歩いた場合、あの服装だと周りから変な目で見られてしまうかもしれませんから、念の為着替えてきましたけど証明するタグは携帯していますから大丈夫ですよ。」


 なかなかやるなカーネルさん、気遣いが素晴らしい!

 私の服装などの説明をして受け入れてもらえた後、カーネルさんに付いて場所を移動してるんだけど、あのー事情聴取にしてはおかしな場所が見えてるんですけど?


 「こちらへどうぞ、こちらは今貸し切りにしてるので関係者以外は立ち入り禁止になってます。」


 と自身満々に言ってくれるのはいいんだけど。


 「あの、私未成年なんですけどいいんですかコレ?」


 明らかに年期の入ったお酒の看板が掛かった大きなお店‘酒場’が目の前にあるんですけど、ここで事情聴取するって?ホントに?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ