表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
135/161

第117話 聞いてないよ


 突然ですが問題が発生しました。


 ドワーフの国へ続く案内が書かれた看板があちらこちらにあり進めません。

 それぞれ違う方向を示しているためどちらへ行けばいいのか不明で、掲示板で確認してもそんな情報が無いので困った。


 果たして誰かのイタズラなのか何かのフラグを踏んでしまったのかな?


 偶に現れる旅人に付いて行こうにもどうやらフィールドが別に分けられてしまっていて途中まで後を追うように進んでも居なくなっちゃうんだよね。


 何とか匂いを辿れないかとコハク達に確認してもどうにも匂いが混ざりすぎて分からないみたい。


 本当に困ったよコレは。


 何かヒントがないかと見て回ってみたけどどれも同じ文体やサイズや材質だし、う〜んと悩んでいると。


 「ギュー。」

 「キュ。」

 「キュ〜。」


 どうやらアンバーモール達とエンカウントしてしまったようだ。

 見た目可愛らしいがコハクを知ってると油断したら痛い目にあうのがわかっている。

 取り敢えずアクティブではなかったので様子を見てみると、何か様子がおかしい。

 私達がいることはわかっている筈なんだけど3匹とも何故かこちらをチラッと見ては向かいあってキューキュー言い合ってるみたいで、一体なんなの?


 「ギュー、ギュギュギュー。」

 

 3匹の中から声が低い個体が近づいてきて私に話掛けてきたんだけどさっぱりわかんない。

 いや、流石にモンスター語は知らないしわからないから。


 「いや、ごめんそれだと何が言いたいかわからないかな。」

 「ギュ!?」


 ショックを受けたアンバーモールがしおしおと他の2匹の場所に戻ると再び話し合い?を始めているのでコハクに。


 「コハク、悪いんだけどあの話し合いに参加して代わりにゼスチャーで内容を私に伝えてくれない?もしかしたらわかるかもしれないし。」

 「キュ〜!」


 と伝えると元気よく返事をして3匹の場所まで飛んで行った。

 始めはびっくりした様子だったけどモール同士だったからかすぐに馴染んで話し合いをしてたよ。


 ーー数分後ーー


 話し合いが終わり、コハクによるゼスチャー(たまに意を組んだユエのツタ)の説明によるとこの変な看板を設置した奴に仲間が攫われて労働力にされているそうな、それを助けたいが自分達の苦手な匂いを撒かれて近づけないから誰でもいいから助けを呼ぼうとしたんだけど住人や旅人は自分達を見つけると攻撃して来るし、困っていた所に私達がいたと。

 モール系の従魔が一緒にいるからすぐには攻撃して来ないだろうと思って接触して来たんだって。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ