第102話 師匠のやらかし
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
第2回イベントが無事?に終わりを告げた。
私の様な招待状を貰えた人は出なかったようだ。
試しにシズネさんとアリババさんにあの出来事を報告した所、とある場所で大きな悲鳴が聞こえたと掲示板に書かれてたよ、時間的にシズネさんだろうね(笑)
アリババさんはもしこっちでラビラビの国が見つかったら教えるっスよ、出来たら自分も一緒に入りたいっスと返事が来た、中身が大人な人はちゃっかりしてるね。
さて、天族の里にて滞在中の私ですが何をしているかと言うと………掲示板漁りとかユエのメンタルケアとかかな?
師匠があれから不在で不穏なんだけど、勝手に他の場所へ行ったらバレた時が怖いので里の中でしか活動出来ないのと、師匠による特訓によりユエのメンタルが落ちているのでご機嫌取りに忙しかったりするのだ。
師匠が見当たらないからかメンタルは回復傾向にあるのでユエが動いている時は里を散歩したり、コハク達と訓練所で連携の練習を緩くやってる。
そして等々師匠が帰って来たことにより事件が発生した。
里を散歩中、2日ぶりに師匠に遭遇したのだが、
「よお、ソラ。丁度いいところで会ったなっ。」
「2日ぶりですね、師匠。丁度いいとは?」
「これをお前にやろうと思ってな。」
そう行って何処からか取り出してきたのは何やら白い楕円形のナニカ。
「何ですかそれは?」
「天蚕の繭」
「何に使うんですか。」
「お前の従魔にオススメしようと思って。」
「…中身入り?…生きてますソレ。」
「たぶん?生きてると思う。」
「!!?」
正直悲鳴を上げなかった私を褒めてほしい。
この後、私は本気で怒って師匠を叱りつけた。
師匠に正座をさせて1時間ほど本気の説教を続けると流石に私に悪いと思ったのかしょぼしょぼの師匠が出来上がった。
周りで私達を見ていた人達が私を宥めてくれたおかげで取り敢えず落ち着いたので、私達の借りてる宿に連行し改めて話し合うことに。
師匠曰く、バロメッツが火に弱いなら強い装備品を用意すればいいんじゃないかと天蚕の作る糸を思い出したそうな。
天蚕の糸は耐火に優れ、尚且つ状態異常耐性にも少し効果があるから丁度いいと考えたのはいいが、問題は私にこの事を伝えずに自分だけで実行したことだ。
師匠もまさか私が虫がダメなことを知らなかったことが不幸の始まりだった。
始めは糸だけを手に入れるつもりが本体がいれば沢山手に入れられると考えを変えて私にテイムさせることにしたのがね。
それが今に至ると、………さて、どうしたものかな。
サプライズはされる側がそういう事を受け付ける人なのか調べないと大変なことになりますよ〜
私もソラもサプライズされるのは好きじゃないタイプですね




