第97話 いや、何で?
取り敢えず今わかっているユエの生態をテイマーギルドの例の職員さんに伝えて大喜びしてる所をリリーさんが発見し、奥の部屋へドナドナされるのを眺めたりしつつこれからの予定を考えていると、久しぶりの運営からの通知音が脳内に響いた。
えーっとなになに?ワールドアナウンスで内容は。
とあるプレイヤーによってユニークな職業になった人が現れたのでユニーク職業に関する情報が緩和されたらしい。
掲示板で確認すると、どうやら有名な妖精族の旅人に‘妖精女王候補’の称号と職業が出たみたいだ。
だとすると各種族にも王や女王候補が出るんじゃないかと掲示板はにぎわっている。
確かに妖精女王とか王様って有りそう、オベロンとかティターニアとか有名だからね、他の種族にも有りそうだよね。
まあ、私には関係なさそうだから別にいいかな、先に予定を考えないと。
ユエのレベル上げとか、装備についてとか、次に行く場所とかがあるんだけど、イベントがそろそろ終わりそうだから最後にやってみたいことがあるんだよね。
う〜ん、イベントの方を先にしてみようかな?
その為にも商店に行ってアレを大量に買って試してみよう、何のリアクションが無くてもただやってみたかっただけだしね、やる事が決まったので準備をしなくちゃ。
ーーー
さて、フィールドにやって来ましたが相変わらずラビラビ達が沢山いるね。
このラビラビ達はあくまでも女王の分身体だからテイムしたりは出来ないんだけど、もしかしたらご飯を食べることが出来るんじゃないかと思って、いわゆる動物園の餌やり的な。
実際に辺りにいるラビラビの中に草を食んでるのもいるからご飯をあげられると思うんだよ。
………いや、あわよくば触らせてもらえたらとか考えてないんだからねっ!
コハク達は好きに過ごしている(ユエは鞄から羊の顔だけ出して寝てる)のでさっそくラビラビの好物であるキャロをスティック状にした物を取り出した瞬間。
一斉にラビラビ達がこちらを向いたので内心びびりながらも何かディジャブを感じつつ配り歩いて行く。
差し出されたキャロを素直に貰って美味しそうに食べるのを見たり、偶に触らせてもらっているといつの間にか現れたポーンラビットに囲まれてた件。
………!えっ、何で!?8体くらいに囲まれてるんですけど!!
敢えていうなら実は妖精・巨人・天族・吸血鬼・ある種族は今現在各1人しかプレイヤーはいませんし、増やす予定も実はないです
レア種族で数が少ないし、だから秘匿してる人がいると考えているプレイヤーはいるみたいだけどね
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