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「なはははは、見よ、吾輩のスピードにはついてこれまい」

そう気を良くしているドラキュリアン伯爵。


「あんたって、マジでドラキュラなの?」

今頃、そう気づいた女子大生。

顔面蒼白で心臓がドッキドキと脈打ってきた。


「そうだと言っているだろう?」

そう言いながら牙を18センチ伸ばして見せる。


「きゃー、嫌!、私の血を吸うつもりで近づいたのね?」

そう言いながら、ドラキュリアン伯爵を殴り続ける女子大生。


「危ないではないか」

そう文句を言うドラキュリアン伯爵。


「降ろしてー!、殺されるー」


「なはははは、気にするな、不老不死になるだけであろう?」


そう言って食事をすべく、牙を首筋まで伸ばすと、

右頬を3発殴られる。


「何をするのだ!女はこういう時は目を閉じておるものだぞ?」

「あんた何言ってんのよ!、こんな緊急事態にやられっぱなしの女がいるわけないじゃない」

今度は左に3発。


結局、下界に降ろすまでドラキュリアン伯爵は、サンドバックのようにこの女子大生に殴られまくり顔をパンッパンに腫らしている。


このドラキュリアン伯爵の良い所は、何だかんだ言っても女性には優しい所だろう。


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