プロローグ
『神殺しの魔王』ゼスト・S・フラメルは眠りながら思い出していた。
異世界に転生してくる前の前世の事を………
俺は他人から見るとよく勘違いされやすい。
それは単に俺が人付き合い下手の口下手で色んな事を全てため込むタイプの人間だったからだ。
だから前の仕事も上手くいかず結果辞めてニートになっていた。
オマケにアウトドア派よりかはインドア派で必要ないことにはまったく興味を示さない典型的な非社交的タイプの人間だった。
そんな俺、子供の頃から本が好きだった。
本屋で静かに本を読むのが好きだった。
物語を書くのが好きだった。
ニートになる前も紙媒体以外のいわゆるネット小説というモノにも嵌って、気が付くと自分もネットで小説を書いていた。
そんな活動を五年近くやっていたらある時、ネットで書いたある三文小説がとある編集者の目に留まりその人と会うことになった。
まぁこの時は俺も浮かれていた。
何せ編集者さんの目に留まる=小説家デビューだと勝手に思い込んでいたからだ。
周囲からこの活動の事を話しても鼻で笑われ馬鹿にされてたがこの時ばかりはそう言った奴らに…
「ざまぁーみやがれ!」
と運転する車の中で大声で叫びながらはしゃいでいた。
………それがいけなかった………
………あれ………なんで俺………空見上げてんだ………
……あれ………俺の見てる空………こんなに赤かったけ?………
………あれ………なんか知らないけど………眠くなってきた………
…もしかして………まさかだけど……俺………死ぬの?………
そこから俺の意識は切れた…
神界『ミラ』
その居間みたいな宮殿にて一人の初老の神が一人の青年の魂を拾い見つめる
「可哀そうに………地球いやあの世界で彼は自分を押し殺しながら日々暮していたみたいだね。」
その魂を見て嘆く神。
「地球の神は我々の世界と違って個人よりも世界そのものを祝福したり天罰を行使したりと明らかに神としての責任を負ってはおらんな………この青年………このまま死なすには惜しいの。」
そう嘆く神はその魂を持って自分の住む神殿へと足を運びそこで
「地球という世界で不運にも死んでしまった哀れなる青年よ………願わくば生まれ変わりワシが管理する世界『レヴィン』にて全うな人生を歩めるよう加護を与えよう。そしてあわよくば転生し世界に一つの偉大なる功績を遺す偉人であらん事を…」
その魂を祝福するかのように光が魂に集まっていく。
「ワシの今世での寿命が尽きようとしてたのでな。そなたにワシの持つ加護と力の一端を授けよう。ワシの名は創造神クーペ。そなたに授ける力を人のために生かし英雄と呼ばれるもよし、己のために使って富と権力を得るもよし。好きに選ぶがよい。」
魂が光り輝くとそのまま天へと昇っていき弾けるように消えていった。
「願わくばワシの生み出した世界に幸あらんことを…」
異世界『カムリ』
この世界は人間族と魔人族の争いが絶えない世界だった。
俺はこの世界で魔人族の英雄と言われた父と人間族で聖女と呼ばれる母の間に生まれたいわゆる半魔人として生を受けた。名前は『ゼスト・フラメル』。
そんな俺だが前世の記憶がある。
地球の日本人だった時の記憶が鮮明に覚えていた。そんな俺は半魔人というのもあったが他の子どもと違って要領がよく子供っぽくないとよく周りから仲間外れにされた。別にきにしてない。
そんな俺に父は魔族だったからか良く魔術や本人が得意だという剣術も教わった。母からはこの世界の知識や生活の仕方、後魔道具の作り方も教わり俺自身の前世の知識を生かして作った魔術や魔道具を作っては両親を驚かせていた。
そんな俺の作った魔道具に興味を持つ商人なんかが訪ねて来たりしたがそう言う輩は全て父が追い返した。父曰く俺の作った魔道具は人間族にとって魔人族への対抗手段になりかねない危険な代物もあることから争いの元になりかねないとの事だった。
さてここで俺の生まれた世界『カムリ』について説明しておこう。
『カムリ』には数多くの種族が住んでいる前世で読んだファンタジー小説のような異世界だった。母のような人間、深い森に住む者が多いエルフ族に獣人族、鉱山に住むドワーフ、そして俺の住む場所から大分離れた所にある『死の大陸』を拠点とする魔人族がいた。エルフ族や獣人族等は他にも色々分類されたりするがそれは今話すべき事ではないので割愛する。
先ほどの話に戻すと俺は前世の記憶を生かした魔道具を作ることで変な風に目を付けられそれが周りの子供や大人から冷たい眼で見られたりしたものだから結果両親の一存で当時住んでいた町を出て山奥の小屋に住むことになった。そこで狩りをしながら生計を立ててたから生活には困らなかった。
だがこの生活は長く続くことはなかった………
ある日魔人族だった父の噂を聞きつけた人間族の聖職者の騎士団がやって来て父を俺と母の目の前で殺したのだ。そして母も半魔人の俺をかばって奴らの剣に刺されて絶命した。この時俺は前世ではありえないほどの怒りと憎しみを抱き内に眠っていた何かを呼び起こした。そして気が付くと騎士団は一人残らず見るも無残な残骸となっていた。
俺………はじめて人を殺した………前世では人を殺したことは無いのに………現世でも獣や魚は自分が生きるために狩り殺したのに………人ってこんなに簡単に死ぬ者なのか?………ならなんで神様は俺を魔人族と人間族の子として転生させたんだ。………なぜ?
その疑問の謎を解くべく俺は住んでいた小屋を焼き払いそこに両親の墓を建てた。母から教わった魔道具の結界でそこをしっかりと隠すように………
それから10年後父と母を殺した騎士団を派遣した国を滅ぼした………たんなる両親の敵討ちだったが結果として『国潰しの魔人』と呼ばれ人間族から畏怖され魔人族から英雄視されるようになった。
さらに50年後、一つの大陸を人間族が住めない死の大地に変えた………魔人族を奴隷として扱く古公国のやり方とその国の王様が書物を燃やす暴挙を行ったことに怒り結果古公国のあった大陸毎周辺国すべてを極大魔法で破壊しつくした結果『魔王』と呼ばれ人間族の恐怖の対象とされ魔人族からは敬服されるようになった。
さらに100年後、争いの神っていう魔人族側に味方し人間族との対立を煽っていた奴を殺した………たまたま住んでた場所で仲良くなった娘を同じ魔王に殺され彼をそそのかして人間族を滅ぼそうとした憎たらしい神を殺した結果スキル『神喰い』を習得し神の力を一部行使できるようになった。それと同時に創造神が与えたスキル『神殺し』も発現し人間族と魔人族の両陣営から危険人物と恐れられ命を狙われるようになった。
1000年後、父と母の墓の近くにある大森林の一角に屋敷を立ててひっそりと暮らしていた………500程人間族と魔人族に命を狙われては返り討ちにしていたのに飽き飽きしてたので昔住んでた場所を大森林に変えそこでひっそりとスローライフを楽しもうとしていた。
1500年後、人魔大戦と呼ばれる戦争の最中、その戦争を引き起こした神4名を殺害した………たまたま屋敷に来た人間族の僧侶と賢者、ハーフエルフの剣士、そして神が創ったホムンクルスの勇者のパーティーに助力を請われ結果大戦を引き起こして太古の邪神を復活させようとした『疫病の神』『厄災の神』『憤怒の神』『暴虐の神』を殺し邪神復活を阻止したことにより俺は人間族と魔人族両陣営から『神殺しの魔王』と呼ばれ禁忌の存在として扱われることになった。
1800年後、4名の神様と6体の精霊龍が現れ俺と世界との間で不可侵協定が結ばれた………300年前の大戦の最もたる原因たる人間族の最大宗教『創生教』の創生神と魔人族があがめる『魔導教』の魔導神の対立を俺が間接的に止めたのを知った創造神の直属の副神である『法の女神』『戦の男神』『生命の女神』『鍛冶の男神』の4神とこの世界を彩る6大元素『光』『闇』『火』『土』『水』『風』を司る精霊たちを統べる龍が6匹が俺に対し神界も精霊龍も手を出さないという約束をしに現れたのがきっかけで俺の住む森は不可侵の森『ゼスト大森林』と名付けられたのだが凄く恥ずかしかった・・・(*ノωノ)
そして2000年経った今、『ゼスト大森林』の中心部にある俺の屋敷『永遠の庭』で俺は屋敷の書庫で2000年間集めた本をひたすら読みながら、時に運動と称して魔人族の住む死の大地の誰もいない荒野でひたすらトレーニングしたり、『スパークル』と名を変えて本を出してその本を何千冊とだして売り出したりしながら人生を謳歌してた………というのは建前で本当はすんごい暇だった。
あ~神様、俺に刺激のある人生を下さい!
神界『ミラ』
神々が集まる集会所では今日もある議題でもめていた。
「我こそ神界を統べる神界王にふさわしいのである!」
「いや!その座に座るべきはこの俺様だ!」
その議題とは神界『ミラ』を統べる神々の王様、つまり神界王を決める争いだった。
約2000年前、神界『ミラ』を統治していた創造神クーペが輪廻転生による死を迎えその後釜を決めるべく神界では毎日のように会議が行われていた。
神界王の候補者は二人の神………一人は人間族全ての信仰心を一心に受ける創生神エンツェ、もう一人は魔人族を生み出した魔導神ウラカンである。
この二神、2000年間神界王の座を争ってきたが未だに決着がついていないのだ。
その理由は二人の神が恩恵を与えてる種族間の闘争が問題だった。そう人間族と魔人族である。この二つの種族は互いにいがみ合い争っており一向に和解する気配もない。それもそのはず、彼らの信仰してる神二人がものすごく仲が悪いからだ。
エンツェは異世界『カムリ』で最初に生まれた種族であるエルフの繁殖力の低さの割に知性があることとドワーフの知性は低いが繁殖力が高いことに着眼し死んだエルフとドワーフの体をいじくり最初の人間『アダム』と『イブ』を作りそれを繁殖させ人間族を栄えさせた。
ウラカンは異世界『カムリ』の闇の魔力に着目しそこからエルフともドワーフとも違う種族を生み出し最初の魔人族『バルカン』を生み出しそれに味を占め多くの魔人族を生み出し人間族とは別に地下深くの洞窟や『闇の森』と呼ばれる場所で繁栄させた。
しかし人間族とは違い強大な力を持つ魔人族は彼らが日の当たる世界で暮らしてる事に憧憬と妬みを持ち続け人間族を襲い始めたことがそもそもの原因だった。それに反撃するように人間族に加護を与えるエンツェは加護を与えた人の数だけ神の力が強大になることに気づきその特性を生かして自らを崇める『創生教』を生み出し魔人族を忌み嫌う者という法典を創り上げて崇拝者を増やすことで神界での権限を高めようとした。ところがウラカンも魔人族に加護を与えることで魔人族の中に『魔王種』と呼ばれる強大な魔人族の中でさらに強い種族を誕生させ彼らが人間族を駆逐していくことでエンツェに対抗していった。
そんな争いが創造神が神界王として健在だった時も起こっていた。それに嘆いていた創造神が自分の作った世界とは違う地球という世界から一つの魂を拾い彼を魔人族と人間族の間に生まれた子として転生させることで争いをなくそうと考えたのだが………
結果として神界『カムリ』に住む神々ですら御せない魔王を誕生させたことになるとはこの時創造神クーペは考えてもみなかった。結果的に人間族と魔人族の争いを停滞させることに成功させたわけだが………
しかし創生神エンツェも魔導神ウラカンもクーペ亡き後の神界王の座を諦めずにいた。その最大の弊害が『神殺しの魔王』こと『ゼスト・S・フラメル』だ。彼を刺激させないよう細心の注意を払いながら両陣営の争いを小規模ながら起こしていた。
まず人間族陣営だが西側の南に位置する『創生教』の本山のあるフェラーリ法国とその属国たる小国がいくつか存在する。そしてそこから北に進むと創生教を最大宗教とするフィアット王国、そこから『ゼスト大森林』を挟んで向かい側にある宗教の自由を認める多民族国家ルノー公国、ドワーフの国メルセデス共和国とエルフの里ロータス等が存在しさらに『4英雄』の一人『剣聖』の子孫が納めるフォルクス帝国が東の大陸との交易が盛んなため両陣営に属さない唯一の中立国家として存在していた。そこに魔人族が納めるフォルクス帝国の属国であるポルシェ魔国が魔人族の中で唯一の人間族との共存を望んでいた。
そして東の大陸には『死の大陸』と呼ばれる魔人族の領土があり、そこに唯一の人間族の国砂漠国ボルボと侍の国スバル、そして魔人族領の五部族からなる魔導連合国フォードと軍事国家ロメロがある。
さてカムリには人間族と魔人族、エルフにドワーフ以外にも小人族や獣人族、妖精族。さらにハーフエルフや半魔人族、そしてこの世界で唯一ゼストのみという『神魔族』がいる。それ以外は魔物と言った魔人族と同じように闇から生まれた存在がいる。
そんな魔物の狩る冒険者や創生教の教えを受け法術を習得した聖騎士と聖魔導士など魔物退治の専門家もいれば錬金術師や祈祷師と言った変わり種の職種もある。
そんな異世界『カムリ』を監視し見守るのが神界『ミラ』の役割だった。
「それでは次の議題、邪神『ラグナ』が復活する兆しがあると冥界門の門番ラタトスクが言ってきている。『ラグナ』はカムリ誕生以前に多くの世界を食らいつくしそれをクーペ様含め多くの神が力をふるい冥界門に封じ込めた。それを500年前にゼストがラグナ復活を企てた神4人を殺しホムンクルスの勇者『アイシス』がその身を犠牲にした封印術で再び冥界門に封印したが決して封印が解けぬようクーペ様に次ぐ最古の神の一人ラタトスクが厳重に管理していたはずだった。それを何者かがラタトスクの目を盗んで冥界の力を手にしている可能性がある。集まりし神たちはより一層地上に目を配り監視して欲しい。」
神界会議の議長である法の女神『ライナス』が他の神々を一瞥し会議を締めた。
ゼスト大森林『永遠の庭』
「ゼストサマ、今日モ庭ヲ綺麗ニ保チマシタ。次ノゴ命令ハ?」
「今日は無い。後は屋敷の清掃を。私はしばらく外に出てる。」
「カシコマリマシタ。」
屋敷の管理をゴーレムに任せ、ゼストは屋敷の外へ出ていく。
大森林は今日も静かだ。ここはゼストの庇護下にある種族『トレント』が大森林全てを見守っておりゼストは彼等に挨拶しながら今日も日課の大森林の散歩に出る。
大森林にすむ魔物もトレントの住む深い場所やゼストの住む屋敷には決して近づかない。それは確実たる死を意味する。魔物とは言え生き物、死の気配には敏感だった。それは大森林を散歩するゼストに対する反応を見ても明らかだ。この大森林で最も怖いのはトレントでも彼らの代弁者『ドライアド』でもなくゼストなのだから………
フィアット王国側のゼスト大森林入口付近にて
「半魔人のコイツ、他の貴族に売ったらいい金になるんじゃねぇ?」
「みすぼらしいが磨けばいい商品になるぜ。」
怪しげな冒険者3名がフードを被った女の子を囲んでいる。
フードの下から羊の角のようなモノがちらりと見える。彼女は恐れている。
フィアット王国は創生教信者が多く魔人族を忌み嫌う貴族が奴隷として半魔人の娘を扱っていた。特にゼスト大森林近くを領土とするアルゼンハワー侯爵はその権力に物を言わせ気に入った村娘や奴隷などを手籠めにしては気に入らなくなったら殺したり奴隷商に売りつけたりと小ずるいことをする貴族で有名だった。そんな貴族に目を付けられたのがフードを被った半魔人の娘である。
フードを被った娘の名前はネア。アルゼンハワー領の近くにある獣人族の村に住んでいた。だが半魔人というだけで迫害する創生教の教えを汲む村では居場所がなく育ての親だった長老のおかげで村に居続ける事が出来たのだがその長老が亡くなり村長が彼女を村に視察にやって来たアルゼンハワーの奴隷として売りつけたのである。なし崩し的に村を追い出されたのだ。
そんな彼女に天の助けか、領主の館へ戻る最中にアングリーベアの群れに襲われ混乱する視察団の目を盗んで牢馬車から逃げ出すことに成功したが、ネアがいなくなったことに気づいた領主が雇っていた冒険者を差し向けてネアを追い詰めた。
追い詰められたネアはまた別の貴族の慰み者として売られるんだと覚悟し両目を閉じたその時だった。
「くさいな………俺の嫌いな屑人間の匂いがする。『かの者に絶対なる死を………デッドリーハウリング』」
一人の魔人族らしき男が死の呪文を唱えるとともにネアの隣に立っていた。
私もう死ぬの………
「おい?」
私、森に住む魔物に殺されるの………
「お~い?聞こえてるか?」
………えっ!なんで侯爵の部下が死んでるの………
「お~い?話せるか?」
目の前にいるこの魔人様が私を助けてくれたの………
「お前、この森に何の用で入ろうとした?」
どうやらこの魔人様はこのゼスト大森林に住んでるみたい………なら………
「あっ!あの………私ネアと言います!助けてくれてありがとうございます!」
頭を下げる私に魔人様は首を傾げた。
「俺はただこの俺の住処に胸糞悪い人間を入れたくないだけだよ。」
「それでも私を………半魔人の私を助けてくれました………それだけで十分です!」
「………半魔人なのかお前?」
この魔人様も半魔人を嫌う人なのだろうか………半魔人は魔人からも半端者と嫌う種族だし仕方ないかな………
「まぁここじゃなんだ………とりあえず森の中に湖がある。そこで話でもするか?」
あれ?………この人、半魔人に不快感を感じてない………
「あの~私半魔人なんですが………」
「関係ねぇよ。半魔人だろうが魔人だろうが人間だろうが屑じゃなきゃ俺は誰でも受け入れる………っただそれだけだ。」
そう言って魔人様は私の手を取り立たせる。
「そう言えば俺の方も自己紹介がまだだったな。俺は………スパークル・フラメルだ。」
一瞬よどんだように唸ったが魔人様の名前はフラメル様というらしい。
「え~とフラメル様とお呼びしても?」
「別に構わん。俺もお前のことをネアちゃん………だっけ?ちゃん付けで呼ぶけどいいか?」
「構いません!むしろ名前で呼んでもらえてうれしいです。」
「そうか。名前で呼ばれるのはうれしいよな。………ネアって名だけかファミリーネームとかは?」
「私、ファミリーネームを持っていません。ただのネアです。」
そういうとフラメル様は悲しい顔をしていた。
「そうか………とりあえずここじゃ難だから移動するか?」
この時私は出会ったのだ………世界から最強最悪と呼ばれながら………神殺しという大罪を犯しながら………不老不死の呪いで死ねない体になりながらも強くて優しい私の『神殺しの魔王』様と………
『小説家になろう』初投稿します。
異世界転生物の小説を書きたいと思い色々アイデアを浮かんでいく内に頭の中でストーリーが組みあがったので書いてみました。
拙い文ですが読んでくれたら幸いです。
あと私自身誹謗中傷にかなり弱い人間なので出来ればオブラートに包んだコメントを頂けるとありがたいです。