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5日後、空港にて
「資料は確かに受け取った。おまえの叔父と調べてみるよ」
「サンキュ。手間かかるかも知れんが頼む」
「神崎のこと忘れて勉強しろよ。あの2人にも伝えておくから」
「頼む。元気でな、じゃあな」
遼哉は、誠に見送られながらアメリカへ旅立って行った。
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誠は、ウチに戻らず美咲のところへ向かった。
紗佳も美咲のところにいるから遼哉からの伝言を伝えるのに都合が良い。
インターホンを鳴らし、紗佳が出てきた。
「遼哉くんは?連れてこなかったの?」
「…あっ、ちょっとな」
部屋に上がりこんで美咲にこう言った。
「美咲サン、遼哉からの伝言預かったんだ。ショック受けるかもしれないけど聞いて」
「ショック?!」
「紗佳も黙って聞いて」
「5日前、遼哉が学校辞めたじゃん?それな、前から決めていたことなんだ。アイツな、留学するため辞めたんだ」
2人は、ハッとなり顔を上げて再び聞く。
「留学?!」
「最後まで聞いて。留学することは、美咲サンと同棲を始めてから考えるようになったらしいよ」
「そんなに前から?」
「で、神崎のことで色々あってある人と会い、決心したんだって」
「いつ発つの?」
「…さっき、見送ってきたところなんだ」
美咲が泣き崩れ、紗佳は怒り出した。
「なんで黙ってたの?」
「聞け!美咲サンも聞いて!あいつとの約束だったんだ。あいつからの伝言。
"黙って日本を発った俺を許してください。俺は、美咲サンを幸せにしてやれない。俺よりいい人を見つけて幸せになってください"
"紗佳さん、色々とご迷惑おかけしました。お世話になりました。誠と幸せに"ってな」
紗佳がその伝言を聞いてこうつぶやいた。
「1人で抱えていたんだ?遼哉くんらしい。でも相談してほしかったな…もと担任として情けない…」
「そだな。あっ!!美咲サン、遼哉くんが大事にしていたペンダント知らないか?」
泣き止んだ美咲が顔を上げて
「それなら…ここに」
バックの中からペンダントを取り出した。
「美咲サンが持っていたんだ?アイツな、発つ前、"ペンダントなくしたから罰が当たってんだな"ってつぶやいていたから」
「捨てたんじゃなかったの?」
「さあ、アイツずっと探していたっぽいよ。俺が預かるよ」
「あたしが持ってる。帰ってきたら渡したいの」
「帰って来ないかもしれないよ。そんでもいいの?」
「待ち続けるわ。信じて」
「…愛しているんだな」
美咲と別れたと思っている遼哉。
遼哉を待ち続ける美咲。
この2人の運命は?
あと2話です!!!!どんな最終話になっていくんでしょう…
できれば今週末、更新したいと思います(残り2話)




